もう少し安静にしててとラッキーに告げ、医務室を後にしてメインルームへ向かった。
「ハミィ、ガル、コタロー遅くなってごめんね、怪我は…」
「それより!ガルから聞いたんだけど、ラッキーと知り合いだったってホント!?」
ずいっと食い入るように詰め寄ってきたのはハミィだった。
「あ、いや、あれは……」
おしゃべりなオオカミめ……!
チラッとガルの方を見ると、少し申し訳なさそうな顔をしていた。
「む、昔、似たような事があって!他の人と勘違いしただけだから!」
「ホントにぃ〜?やけに親しそうな言い方だって聞いたけど〜??」
「ホントだよ!!ただの勘違い!」
もう一度ガルの方を見ると、今度はかなり申し訳なさそうな顔をしていた。
ハミィを落ち着かせるのには随分時間がかかった。
助け舟を出してくれたのはスパーダで、ハミィに特別だよとデザートを用意してくれた。
ハミィは気がそれてデザートを美味しそうに食べている。
「ありがとうスパーダ……助かった」
今度お礼をさせてねと言うと、バランス同様お礼の言葉だけで充分だと言った。
//2018.04.30[back]