慈愛に満ちて


?-?








「……んは、秘密って、こういうことだったんだ」



ふふ、んはは。彼女に秘密にされたことを、知ってしまって、笑いが漏れる。



きっと彼女は、見つけたといえば素直に認めるんだろう。


でも、それじゃ、つまらないのだ。

彼女のいる場所の名前は、



「にじ、さんじ……」


画面の中の彼女、〇〇ちゃんを、そっと指で撫でた。

ここに、自分が入ったら、彼女はどんな反応をしてくれるのだろうか。


なんと言ってくれるのだろうか。想像するだけでわくわくする。




そうとなれば、早速にじさんじのデビューについて調べてみることにした。


「〇〇ちゃん、まっててな、はは」

乾いた笑いが、漏れた。




- 18 -

*前次#


目次に戻る