『ねえ、みなとくんは、ホスト、やめるの…?』
「え、なんで?」
『だって、やりたいこと見つけたって言ったから……』
辞めると言ったら辞めるで合っているが、にじさんじに入れたとして、そこではバーチャルホストという形で活動しようとしているから、辞めないと言ったら辞めないのだ。
もうこれは人の解釈によるのだ。
「うーん、やめるといったらやめるし、やめないと言ったらやめない、みたいな感じやな」
『全然分からないよ……』
「んはは、今は分かんなくていいんよ。どうせ言っても酔ってて忘れるだろうし、言う気も今はないしなあ。」
『なんで教えてくんないの……?』
素面の時にもここまで甘えてくれればいいのに。
そしたら、俺は、君を沢山沢山甘やかして、もういいと言うくらいまで君に構ってあげられるのに。
「ん〜〜〜、驚かせたいからかなぁ。大丈夫、そのうち分かるよ。…………ぁあ、早く、」
君はどんな顔をするのだろうか。驚くのだろうか、困惑するのだろうか。楽しみで、楽しみで仕方ない。
にじさんじのデビューは簡単ではないけれど、俺はもう入れると確信している。絶対に入って、君を驚かしてやるのだ。
「早く、〇〇ちゃんと一緒に……」
『……?、なんか、言った?』
「なーんも!ほら、お水飲もな〜〜〜」