novel top
「ナマエ危ない!」
『へっ?わあっ!!!ちょっと、リンク何するの!?いきなり剣を振って私を殺す気!??』
「はぁ!?後ろみてみなよ!!!棍棒持ったボコブリンが君を襲って...ちょっと待った。なんで君襲われてないの?」
『ボコブリンっていうのこの子達?面白い見た目をしてるけど、とても優しそうな子達みたいよ。ほら、お花くれたの』
「お花くれたの、じゃないよ!!そいつら魔物だよ!?人間の敵だよ!?」
『そう思ってるのはリンクだけなんじゃない?』
「少なくとも君以外の生き物は皆同じ考えだと思うよっ!!うおっ、可笑しくない!?ねぇ可笑しくない!?なんで君を守る役目が俺からボコブリンに代わってるの!?なんで俺だけ攻撃されてんの!!?」
『知らないよ。意味もなく寝込みを襲ったりお宝強奪したり襲われる理由は沢山あると思うけど』
「冷静に分析しなくていいから!そいつらと仲がいいなら今すぐ襲わないよう説得して!!!」
『えー、どうしよっかなぁ。リンクってば私の扱いが雑だからなぁ〜』
「今すぐ君を見捨てて旅立ってもいいんだけど」

ナマエは左足が呪われ魔物化しているため小さな敵は仲間と勘違いし襲われない。なおライネルやヒノックス、イワロック等は容赦なく襲ってくる模様。魔物が敵じゃないとわかり野宿が少し楽しくなったナマエだけどリンクは相も変わらず襲われているため気が気じゃない。
100年も経てば人は変わる(魔物編)
prevUnext