novel top
一度でいいから貴族のお茶会に誘われてみたいと願望をこぼしたら任してくれと親指立てて去っていった先生に何をする気なんだろうとハラハラしていたら先生にお茶会誘われて、嫌な予感がするなぁ〜と席に着いた途端執事メイド服を着た青獅子メンバーが代わる代わる給仕を始める狂ったお茶会。

『先生、確かに私は貴族のお茶会に誘われてみたいとは言いましたけどこれ貴族のお茶会と言うよりも貴族主催のお茶会になってます。こんなお茶会望んでません。命狙われる前に帰ってもいいですか』
「それはダメだ。お前を学級に引き入れるために先生一生分のお願いを使って皆に協力してもらってるんだ。せめて明日から青獅子の学級で学びますと宣言してから帰ってくれ」
『嫌ですよ。逆に皆に申し訳なくて移りにくくなりますよこれ。それに一生のお願いをこんなくだらないところで使う先生の元で満足に勉強できる気がしません』
「安心してくれ。勉学に関してはその身に嫌という程学ばせてやる。元傭兵上がりを信じろ。おっと、器が空だ。ディミトリ、悪いがお茶を注いでくれないか」
『先生っ!!!!』
「任せてくれ!」
『ディミトリ王子断って!!!!!』
お嬢様茶をシバくお時間です
prevUnext