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「リヴァイさんただい、」
「………」
「…何してるんですか」
「そうじ」
「…今日なにしてたんですか」
「そうじ」
「そうじだけかよ!どんだけですか!」
「ティッシュもらったぞ」
「聞いてませんね…!全く、最近毎日毎日おうちのそうじばっかりして!それはあなたの掃除欲求を満たすためのものじゃないんですよ!?」
「俺の部屋だからこそ掃除してるんだ。あとはなせれぶが欲しい」
「どこで覚えてきたんですかそれ」
「テレビ」
「ポケットティッシュじゃダメですか?」
「ウェットティッシュよこせ」
「…難易度上がってませんか」
「はなせれぶ」
「こいつ…!」


鼻歌さえ歌い出しそうな勢いで、リヴァイさんはご機嫌だ。
潔癖症なのかななんて、思っていたこともあるけど…これはただの掃除好きか、綺麗好きなんじゃないかとも思えてくる。
でも、あの。
ちょっと、ずっと気になっていたことがあるのだけど…。


「暦、こういうところの掃除は、まずこれくらいティッシュを濡らして…」
「…あの、リヴァイさん」
「あ?」
「その服…抵抗ないんですか」

その、某しるばにあがふぁみりーする玩具の家。
それの人形用にと、付属でついてきた可愛らしいエプロンを。
この人、何も抵抗ないのか。
人形用なのに。
すっごい可愛らしい柄なのに。

ここ数日の疑問をぶつけてみれば、リヴァイさんは不思議そうに首を傾げる。
何を言ってるんだ、とでも言うかのように。



「…似合わねぇものなら抵抗するが、特に困るもんでもないだろ?」


……えええ。

リヴァイさんは、また右手を伸ばして、はなせれぶ、と呟いた。何で持ってる前提なんだろう。
いやそれよりも。
似合わないなら抵抗するということはつまり、似合うと、思っているということで。


「…ひよちゃん柄、気に入ったんですか?」


かわいいひよこのエプロンをしながら、
リヴァイさんは、すごくご機嫌に、屋根の雑巾…ティッシュがけを始めた。





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リクエスト
「ゼラニウムで、ヒロインちゃんがふざけてシ〇バニアファミリーのおうちを買ってきてわいわい」
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