Luxury

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色んな嗜好を持つ奴が居て、わたしにはその数だけ名前と人格があったんだ。

最下層の奴を見ているみたいなギラついた目で、いつも無理難題をふっかけてくる。

跨り跨られ、金にならない自尊心なんて棄ててしまえ。



わたしの名前を呼ぶのは借金取りだけ。
他に呼んでくれる人なんて居なかったよ。

ここに来るまでは。




good night

第五章『Luxury』

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