little by little
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悟空となまえは茂みに駆け出し、思い思いにキノコ狩りを始め、暫くすると両手一杯にキノコを抱えて八戒の所へ走り寄ってきた。
「見てよこのキノコっ!」
そう言って目を輝かせた二人がキノコを差し出すと、八戒が苦笑しながらキノコを手に取る。
「……これはこれは毒キノコのオンパレードですね」
「げっ、これ全部毒キノコかよ……」
八戒から告げられた真実にがっくりと肩を落とした悟空は、次になまえから発せられた言葉に背筋を凍らせた。
「大丈夫だって。毒キノコも、量さえ間違わなければ結構いけるんだよ」
なまえは満面の笑みで焚き火に走り寄り、適当な棒切れに毒キノコを刺して今にも食べようとしている。
「ちょっとなまえっ!危ないですよっ!」
八戒の声が木霊すと、今までジープのそばで一服中だった三蔵と悟浄は、なまえの危険行為を慌てて止めに入った八戒の声のする方へ近寄った。
「何騒いでやがる?」
「おっ、なまえちゃんキノコ採ってきたの?」
そんな二人に八戒が視線を向けた瞬間。
「あーーっ!!なまえが毒キノコ食ったっ!」
悟空の叫びに一同がなまえに視線を向ければ、美味しそうに毒キノコを頬張っているなまえの姿。
毒キノコだとっ!?
そう呟くより早く、三蔵はなまえの首根っこを掴み激しく揺さぶった。
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