OH!MY GOD!

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「オラ立て、クソ河童。こんな所で油売ってる場合か」


悟浄を蹴り上げて急かす三蔵と、それを面白がって見ていたなまえが再び山奥へと歩き出すと、休む間も無く背後から触手が伸ばされた。



「……何できちゃったの……お兄ちゃん達」



そこへ静かに現れた金閣。よく見れば金閣が持つ瓢箪から触手が伸び、それが三蔵を締め上げている。



「てめぇ……っ!何がしてーんだよお前はよ!」



悟浄は金閣に怒りを向けると、金閣は「来るな!」と叫びながら三蔵に触手を刺す。



「三蔵……っ!」


「ほら、悪いお兄ちゃん死んじゃうよ?」


なまえは三蔵に駆け寄り、悟浄は錫杖を構えるが、金閣はうっすらと冷たい笑みを浮かべ、大事そうに瓢箪を抱えている。


「無駄だよ。お兄ちゃん達に勝てっこない。だってこれは"神様"がくれたんだもん」


そう言った金閣になまえは静かに問い掛ける。


「そのネックレスもカミサマに?」



「そうだよ!全部神様がくれたんだ!その神様が言ったんだ!お前らが死ねば銀閣が元に戻るって、神様がそう言ったんだ!」


それを聞いて押し黙ったなまえの代わりに、今度は三蔵が口を開く。


「トチ狂ってんじゃねえぞクソガキが。お前が本当に信じられるのはなんだ。そのカミサマって野郎か?弟でも自分でもなく」



締め上げられた位じゃ三蔵の威厳は曇らない。その紫色の瞳で真っ直ぐに金閣を見据え説く。



「兄貴を人殺しにしてまで助かりてぇんだと、その弟が言ったのか」
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