No Way
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走り回るなまえの事など構うはずもなく、無情にもセフィロスはモンスターを増やしていく。
「ふ、増えてるっ!セフィロス!マジもう無、うわぁっっ!」
その時なまえの足が一瞬もつれモンスターがなまえの腕を食いちぎり、その場にうずくまったなまえにモンスターが群がる。
「……流石に無理だったか」
セフィロスが助けに行こうと足を向けた時、なまえが剣を構えて立ち上がった。
「モンスターが……なんぼのもんじゃいっ!死んでたまるかぁぁぁ!」
辺り構わず剣を振り回し、モンスターを斬りつけた反動で何度もよろけながら斬りかかっている。
しかしいきなり五体のモンスター相手は無謀というものだ。
「……ヤバ……私、死んだ……」
ついになまえの手から剣が滑り落ち、前のめりに倒れ込む瞬間。
セフィロスが一振りでモンスターを一掃し、なまえを抱え上げる。
「……生きて……る?」
「フン。俺がついているんだ。死ぬ訳が無いだろう」
しかしなまえはセフィロスに冷ややかな視線を送り静かに呟く。
「殺しかけたのはセフィロスじゃん……」
セフィロスがそれを聞き逃す訳はなく、妖しい笑みを浮かべケアルをかけるとすぐさま次のモンスターを呼び寄せた。
「肩慣らしは済んだな。次からが本番だ。物理攻撃は効かない相手だ、健闘を祈る」
「鬼!悪魔っ!」
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