Despair

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宝条が帰ってから、私は一つ残らず欠片を拾い集め、ティッシュにくるんで机の中にしまった。


絶望というのはこの事なのか?沸々と湧き上がる怒りは何処へぶつければいい?


拳に力を込めれば部屋は揺れ出すが、この怒りは鎮まらない。


何で、私がっ、私がっ!


拳をテーブルに叩き付けた瞬間、室内に轟音が響いた。


ドォーーン!



部屋のドアは歪になり吹っ飛び、備え付けの椅子は神羅製特殊硝子の窓に衝突してめり込んでいく。


我を失っているのか、この異変に気付いた三人が駆け付けてもなまえはテーブルに拳を打ち付けている。


セフィロスが部屋を見渡す中、アンジールが叫ぶ。


「おいなまえ!」


最早アンジールの声も届かないと判断したジェネシスは、またしてもなまえをバスルームに連れて行き冷水を浴びせた。


そしてそれにより我に返ったなまえを確認したセフィロスは鋭い視線をなまえに向ける。


「シャワーを浴びたらすぐに出て来い。お前に聞きたい事がある」










閉じられたバスルームから聞こえるシャワーの音と、時折聞こえるなまえの嗚咽。


しかし、三人の長い沈黙の中、バスルームから出て来たなまえの態度は予想に反するものだった。

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