Despair

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「ご迷惑をおかけしてすみません」



まだ濡れたままの頭を掻きながら苦笑するなまえは、さもいつもと変わりはないと言っている様だ。


「お前に聞きたい事がある」


セフィロスのただならぬ雰囲気を察するも、怪訝な顔をするジェネシスだったが、それをアンジールが宥める様に肩を叩く。


それを確認したセフィロスはなまえの腕を掴み、乱暴になまえをベッドに座らせたためになまえは目を見開いた。


「ちょ、セフィロス!」

「先ずは説明してもらおう」


セフィロスの急な行動に困惑しながらも、セフィロスに差し出された紙を見たなまえは顔を歪ませた。


「さっきのはこれが原因か?」


なまえは目を伏せたまま小さく首を横に振るだけ。何も言おうとしないなまえ。


アンジールとジェネシスもその紙を目にし眉を寄せた。


「……宝条が来たな?」


そう言った瞬間にビクッと体を揺らすなまえを見てセフィロスは確信する。



「話せ」


セフィロスの射抜く様な瞳になまえの口元は更に堅く結ばれていく。


「……もう一度言う。話せ」



再度言い放たれたセフィロスの言葉になまえは観念したかの様に口を開いた。



「博士のマッドっぷりにびっくりしちゃってさ」



しかしその言葉はセフィロスはおろか、アンジールやジェネシスにとっても満足のいく答えでは無い。

それだけの所為で部屋が破壊されてはたまったもんじゃない。そんな時だった。



「これは一体何の騒ぎだ?」

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