the Inferno

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これまで同様、セフィロスは次々にモンスターの群れに私を投げ込み、『殺れ』の一言。


魔法は大分発動するようになったけど、"逃げる"のスキルは欠かせない。


「セフィロス……、もう無理……」



私がそう言うと、時間も時間だった為、セフィロスは溜め息ながらに昼食休憩にしてくれた。


トレイに昼食を乗せてセフィロスと並んでテーブルに座ると、アンジールが青年と共に駆け寄ってくる。


「なまえ、昨晩はジェネシスと一緒だったんだってな?」


私はアンジールの言葉に微かに眉を寄せるセフィロスに気付き、慌てて口を開く。


「私の部屋滅茶苦茶だったからっ!そ、それよりその人はっ?」


横目でセフィロスを牽制しつつ、『それ以上言わないで』とアンジールに目配せする。そこはやっぱり常識人のアンジールで、すぐさま話題を隣の青年に移す。


「あぁ、こいつは俺の後輩でクラス2ndのザックス」

「宜しくっ!」


あぁ、これが子犬のザックスかと苦笑いしながら、差し出されたザックスの手を握り簡単に自己紹介する。


「お前が爆弾魔のなまえかっ!」



ザックスの言葉を聞きアンジールを見やれば苦笑しているが、何故かアンジールには怒る気は起きない。これはきっと人徳の差だな。


セフィロスとアンジールが話しているのを後目に、すっかり昼食を取り終えたザックスと私は午後から合同トレーニングだという。



張り切るザックスだが私はそうはいかない。



セフィロスは鬼だ。
ザックスはそれを知っているのだろうか……。

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