Blast
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私はなんて都合のいい力を持っているんだろう。
爆発しろと願った瞬間、あの時の様に緑の光が飛び散った。
でも身体は言う事を聞かず、うっすらと目を開くのがやっとで、その僅かな隙間から見知った顔が安心感へと誘う。
それから私はそのままメディカルセクション内に運ばれ、以前の様に検査を受け、それが終わった頃には瞼の重さも大分軽くなっていた。
検査員に支えられながらチェックルームを出ると、アンジールが心配そうに近付いてくる。
「なまえ、大丈夫か?」
「うん、ありがとう、アンジール……」
私はそう言い近くの椅子に腰をおろすと、ジェネシスが隣に座り、私の髪をそっと撫でる。そして私の顔を覗き込むなり目を見開く。
「なまえ………」
「ん?……ジェネシス?」
顔を上げた私の頬をジェネシスの両手が包む。
「これは………」
私の顔をまじまじと見つめてジェネシスはそう言葉を漏らすが、それを遮るかのように検査員から検査結果が手渡された。
しかし、私はまだ本調子と呼ぶには程遠く、細かく羅列している活字から目をそらして天井を仰ぐ。
すると検査結果を手にした皆が一斉に私を見た。
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