攻防戦の果て

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はたけカカシ。
木の葉のエリート忍者で数々の異名をもつ男。
写輪眼のカカシ、コピー忍者のカカシ。



「やっぱり木の葉一の寝業師だからですか……」

「そうよ。光栄でしょ?」



私は思わず後退りし、その場から逃げたくて逃げたくて仕方なかった。

しかし無情にも先輩はチャイムに手を伸ばし、それから直ぐにドアが開かれ、中から銀髪覆面男が満面の笑みで出迎える。


「や〜、撫子さん。待ってたヨ」


「カカシ君、今回は引き受けてくれてありがとう。よろしくね」



和気あいあいと話す二人に納得いかない。


「あ、君がなまえちゃん?俺、はたけカカシ。よろしくネ」


「……よろしくお願いします」



顔が見えないからやりにくい。そんな人に実技指導してもらえって寝言じゃないの?



「じゃ、後は頼んだわよ、カカシ君?ビシバシ教えてやって頂戴ね」


「ビシバシ……ですか」

「えっ!?ちょっといきなり放置ですか先輩っ!!」


「煩いわね〜。カカシ君に任せてあるから大丈夫よ」


軽くハメられた感が漂う中、清々しい程の笑顔で去って行く先輩を茫然としながら見送った…。



そして私の先生となる男に肩を掴まれ引きずられ、こうして一流の色くノ一になるための訓練が幕をあけた…。
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