Destination

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"ずっと好きでした"


そう言おうと口を開いた瞬間……。


「あーっ、カカシ先生っ!やっと見つけたってばよっ!修業の約束守れってばよっ!」


いきり立つナルトに一瞥をくれたカカシ先生は、

「悪いネ、なまえ。話は又今度。それと後は頼んだヨ」



と反則ギリギリの笑顔を浮かべ、わたしにナルトを押し付け瞬身で消えた。


「カカシ先生、ヒドいってばよっ!」



……ヒドいのはこの状況をぶち壊したドタバタ忍者のお前なんですけどっ!


「しゃーんなろー!ナルト!何なまえの邪魔してんのよ!空気読みなさいよね!」


一部始終を見ていたサクラがすかさずナルトに一発。だけどわたしの腹の虫はおさまらない。


「ナルト、覚悟はいいんだよね?」

「うわっ、なまえ、ストップ!お前マジになると手加減しねーから嫌だってばよ!」


後退りしながら隙を見て逃走したナルトを追う理由は無い。


直ちに去れっ!


せっかくサクラに背中を押してもらったのに落胆を隠せないわたしに、サクラの親切が身にしみる。


「なまえ、大丈夫よ!チャンスはまだあるわよ」
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