Destination

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サクラの提案により、次は手紙大作戦に決定した。確かにこれなら渡すだけだし、どっかのバカに邪魔される前に決行できるだろう。サクラとそう結論に至ったのだ。



……がっ。いざ手紙を渡そうとやっとの事でカカシ先生を見つけ、震える手で手紙を差し出したその時。


「多重影分身の術!」

「うわっっ!」


先生とわたしの周りはオレンジ、オレンジ、オレンジっ!オレンジの中に埋もれてしまう!



「カカシ先生、今度こそ逃がさねーってばよ!」

そのままナルトがニシシと笑うと、一斉に何百ものナルトが波となって押し寄せ、先生をさらって行ってしまった。


そしてふと掌をみれば……。



「この馬鹿ナルトがぁぁぁっ!」

「なまえっ!落ち着いてー!」


余程殺気立っていたのかサクラが慌ててわたしの体を必死に押さえる。


「サクラ、止めないで!もう我慢出来ないっ!」


だって、だって、だって……。


「ナルトの奴……手紙までどっかに吹っ飛ばしやがったー!」

「……なまえ、私の胸で思いっ切り泣きなさい」
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