君の温もり
(4/5)
俺はなまえの腕をゆっくりなぞり、なまえと指を絡めていく。
こんなにも細く小さく頼りない手なのに、触れているだけで俺の全身が安心していく。
俺は空いてる手でなまえの腰を引き寄せ、絡めた指には唇を寄せる。
「なまえ、好きだヨ」
自然と重なる唇はこんなにも愛おしく、なまえを片時も離したくない。
いっそのこと繋がってしまえばいいとさえ思う。
俺にはなまえが居ないとダメなんだ。
それから名残惜しくなまえを解放した俺は、なまえがシャワーを浴びて帰ってくるのをじっと待っていた。
なまえが帰って来た安心感からか俺は一気に睡魔に襲われて、ふと目を閉じていた。
俺はまばたき程度のつもりだが、随分と長いまばたきだったらしく、目をあければなまえはベッドで眠っていた。
なまえのまだ乾ききってない髪をそっと撫でれば、擽ったそうに枕に顔を埋め、いつも俺の寝ている側のシーツを弄り俺を探しているなまえ。
愛しくならない訳無いでショ。
俺はなまえの頭にキスを落とし、なまえの隣へ潜り込んだ。
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