君の温もり

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俺はなまえの腕をゆっくりなぞり、なまえと指を絡めていく。


こんなにも細く小さく頼りない手なのに、触れているだけで俺の全身が安心していく。


俺は空いてる手でなまえの腰を引き寄せ、絡めた指には唇を寄せる。


「なまえ、好きだヨ」


自然と重なる唇はこんなにも愛おしく、なまえを片時も離したくない。


いっそのこと繋がってしまえばいいとさえ思う。


俺にはなまえが居ないとダメなんだ。



それから名残惜しくなまえを解放した俺は、なまえがシャワーを浴びて帰ってくるのをじっと待っていた。


なまえが帰って来た安心感からか俺は一気に睡魔に襲われて、ふと目を閉じていた。


俺はまばたき程度のつもりだが、随分と長いまばたきだったらしく、目をあければなまえはベッドで眠っていた。


なまえのまだ乾ききってない髪をそっと撫でれば、擽ったそうに枕に顔を埋め、いつも俺の寝ている側のシーツを弄り俺を探しているなまえ。


愛しくならない訳無いでショ。


俺はなまえの頭にキスを落とし、なまえの隣へ潜り込んだ。

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