宝物置き場

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「何ヨ、それ」


カカシはそう言って苦笑いをするけれど、それが私の本心なんだから仕方無いでしょ?


「私も乙女なのかな」


照れくささを隠す様に言ってみる。するとカカシは急に私をベッドに押し倒し、優しく真っ直ぐに見据えて言った。


「なまえはいつだって乙女だヨ」


唇から唇へ、言葉が直接繋がれていく。胸が高鳴るとか、そういう次元はとうに超えていて、苦しくて狂おしい。


まさに狂愛。


「愛しすぎ?」

「まだまだだ〜ネ」


二人で同時に吹き出して抱き合った。愛するのに朝だって何だって関係無い。


こんな一日が大好きだ。





「ねぇなまえ、今日任務が終わったら夕方からデートしよっか?」



まだ気怠さを纏ったままの私に、カーテンを開けながらカカシは言う。


朝日がカカシに反射して、私はその眩しさに目を細めた。


「タフだなぁカカシは」


苦笑しながらも『準備をしておく』と言うとカカシは目一杯微笑んでキスをくれる。



「ところで任務は何時からなの?」

「朝6時集合だヨ」



欠伸をしながら着替えるカカシだが、時刻は8時を過ぎてます!



「少しは急げっ!誠意を見せろっ!」



カカシを急かしながら玄関先まで引っ張り出し、カカシは渋々任務に赴いて行った。

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