復讐を誓った日

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ボーリング場は平日という事もあり人も疎らで開放的で、自然と楽しみも増してくる。


私、こう見えても結構上手いんだよね。
カカシの悔しがる姿を見る為にここまで来たんだから。カカシ、期待してるよ!


自然と緩む口元を隠し、サッサとボールを選び第一投!


久しぶりでもピンは綺麗に全部倒れストライク。


「どんなもんだい!」


意気揚々とカカシの隣に座ってもカカシの反応は薄い。



……何故?



私が怪訝な眼差しでカカシに合図すると、カカシは渋々アドレスに入る。


さぁ、カカシの一発目。楽しみだと期待していると、カカシは助走も何も無くただ歩き、ファールラインまで来るとそのままボールを軽く放った。


そして私は目を疑った……。


転がるというより飛んでいくという表現の方が解りやすいだろうか。


恐ろしい速さでピンが踊り、一つ残らず倒れていく……。


「……カカシ、ボーリング好きじゃ無いんだったよね?」


引きつる顔を隠せず私が聞くと、カカシは反則的な答えを返す。


「好きじゃ無いけど、上手くない訳じゃ無いヨ?」


その後もカカシはストライクを連発し、私は動揺からミスを連発した。


「……冗談じゃない」


私、泣きそうなんですけど。



終わってみればカカシはパーフェクトゲーム。初めて見たよ!


「カカシ、これで本当にボーリング好きじゃないって……?」


私は不満爆発でカカシを見る。するとまたしても反則的な答えを返してくるカカシ。


「そうだヨ?だっていっつもコレじゃ詰まんないでショ?」


いつもパーフェクトかいっ!



「先に言ってよっ!」


期待してた私が馬鹿みたいじゃん!

私はスコアシートを握り潰しながら、言いようの無い脱力感に苛まれカカシを見上げた。



その時カカシが不適な笑みを浮かべている事から、私が何を期待していたのか始めから知っていたのだろう。


「なまえ、罰ゲームは何にしようか?」


ハメやがったな。

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