それはドッキリじゃない

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やっぱり隠れていたのか……。


私はカカシとゲンマと向かい合って座り、少し冷静になった。



「あの写真が載ってるのはこれだけ……?」



二人そろって頷いたのを確認すると、私は安堵により自然と涙が零れた。



「うぅ……よかった。よかったぁ……」



テーブルに突っ伏して、心の底から安心した。



「なまえ、もう怒って無い……?」



怒る?もうこの際どうでもいいよ。この写真が人様の目に触れないのなら。


「うん、ドッキリでよかったよ」



私も色々迷惑かけちゃったし、あの写真が世に出てないならもういいっす!



「しかし結構苦労したんだぜ?この一面つくるの」


そう言ってまじまじと新聞をみるゲンマ。確かによく出来てるんだよね。私、本物だと思ってたし……。



私も新聞を覗き込んでいると、ゲンマはカカシに何か合図をし、それを受けたカカシの目が泳いでいる。



するとカカシがすくっと立ち上がり、私の隣までくると小さな箱を差し出す。



「……これ、何?」


「うん。開けてみてヨ」


カカシに言われるままに、私は箱を開けて見た。

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