左ストレート

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ねぇ、違くない?
絶対違うよね?
この雰囲気でさぁ、キスのひとつでもしてくれるのが男ってもんじゃないの?



「あれ?なまえ、もしかして期待しちゃった?」


期待してたに決まってるじゃんっ!!カカシの顔よく見てよ。絶対解ってやってるし。

可愛気を持ち合わせて無い私は平静を装う。


「は?何言っ……んっ!」


その途端、カカシの唇が私の言葉を遮る。カカシは私の頭を押さえ込み舌を追いかけ回す。

「んっ……!」



息をする隙がない程口内を攻めるカカシ。私はそれに耐えられなくなりカカシの肩を叩く。



お互いの唇がゆっくりと離れていく様を見てカカシは言った。



「なまえの右手が憎いヨ」


この世の終わりみたいな顔してカカシは言う。


こんなに心も体も大きくて強いカカシに、可愛さというものを感じるのは自然な事だろう。


口元を緩めた私をカカシはやれやれといった顔で抱き上げ、しっかり着替えまで手伝ってくれる。


「しょーがないネ。ご飯にしよっか?」



そう言ってキッチンに向かおうとするカカシに、私はそっとキスをする。


カカシはにっこり笑ってキッチンに入っていく。


今の私にはこれ位しか出来ないからね。



「なまえー、これどーやって使うのー?」


ひょいと顔をだすカカシはやっぱり可愛い。


さて、一緒にご飯を作りますか!

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