不変の日々
(5/8)
翌朝、熟睡出来なかった俺とは対照的ななまえは、未だソファーで爆睡中だ。
「なまえ、そろそろ起きないと。今日から通常任務でしょ?」
気持ち良さそうに眠るなまえの毛布を引きはがし声を掛けたが返事は無い。
もう一度、俺が任務の準備を終えてから声を掛けても返事は無かった。
俺がいるっていうのに、あんな顔して寝てるんだからと、少しばかり意地悪しちゃおうか。
「なまえ、三度目は無いからね」
二回も声を掛けたんだからと、俺は静かに家を出て待機所へと向かいしばしぼんやり。
それからナルト達との合流場所へ行くと、通りの向こう側からものすごい勢いで走ってくるなまえが見えた。
「なまえ〜、もっと急ぎなよ〜」
その必死な顔に笑いを堪えてそう叫べば、俺をキッと睨みつけたなまえが何かを投げ付けてきた。
「余計な手間取らせないでよね!」
なまえはそう叫ぶとシュッと姿を消した。
僅かに巻き上がった砂埃に『最初から瞬身で行ったらいいでしょーよ』と苦笑する俺に、側に居たナルトとサクラの好奇の目が向けられる。
「なぁなぁカカシ先生、今の人誰だってばよ?」
「すごく怒ってたみたいだけど……あっ!カカシ先生それっ!」
ふと俺の手で受け止められた物を見たサクラは、そう声を上げて意味深な笑みを見せる。
「ふ〜ん、そういう事だったのね」
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