不変の日々

(7/8)
足早に通り抜け、なまえの家に明かりがついているのを確認すると、深呼吸してからノックした。


今朝の事を思えば、ドアが開いた瞬間に文句のひとつでも飛んできそうだと思っていたが、そんな予想に反したなまえが顔を出した。


「あ、カカシ……いらっしゃい」


「……何かあったの?」



すっかり意気消沈している……というより生気が無くなっているなまえにそう尋ねると、ソファーに倒れ込んだなまえが震え出す。


「ちょっとなまえ!どうしたの!」


これはただ事じゃないと思った俺は、なまえの体を起こし視線を合わせる。


「なまえ、どうしたの?」


できる限り柔らかく、宥めるように話し掛けると、なまえはボソボソと口を開いた。



「今日綱手様にね、下忍を二人紹介されたの。
ほら、中忍試験って三人一組でしょ?私のまわりに下忍はもういないから、その人達と一緒に受けろって言われたんだけど……」


「うん、それで?」


なまえの目は心なしか潤んでいて、一体どうした事かと俺は先を促した。


「その人達……、その人達ね……!」


なまえは突然顔を上げ、物凄い強さで俺の肩を掴む。


「ちょっと!何!?
その人達がどーしたの!?」


驚き戸惑った俺を前に、顔を歪ませたなまえが叫ぶ。



「その人達……、私より一回りも年下なのーっ」



はぁ……。
本当にこの子はもう……。

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