隙間から覗く君

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彼女は火の国の外れにある罪人収容所で長年任務に当たっていた。


なまえは専ら一般収容所の担当だったそうだが、その中でもなまえの親父さんが総責任者を務めている第六収容所は特殊で、収容されている面々は重犯罪を犯した元忍を収容していた。


日々、あらゆる手段を用いて重要な情報を聞き出し、全て出尽くした時には忍特有の死罪が適用される。


いつだったか、なまえはがその収容所内の事について俺にこう言っていた。


「脱獄や自ら命を絶たぬようにとチャクラで幾重にも拘束され拷問されているのに、あそこに居る人達は精神崩壊しないどころか笑ってるんだよ。こっちの方がおかしくなりそう」


忍の裏は真っ黒だよ、と。


第六話

隙間から覗く君
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