ドキドキとキス
(5/7)
掃除と洗濯が終わると、カカシは私をソファーに追いやり夕飯を作り始めた。
久しぶりに私が作ってあげたかったけど、カカシが余りにも張り切っていて、それが何だか嬉しくて甘えさせてもらった。
それからたっぷりと時間をかけ、丁寧に盛り付けされた料理をカカシは得意気にテーブルに並べる。
ハンバーグにサラダにスープ。カカシの優しさが伝わってくる。
お箸を使わないメニューにしてくれたんだね。
「ありがとう、カカシ」
「どういたしまして」
幸せなで温かい食事が済んだ後は、今度は二人で後片付け。
何度もお皿を滑らせたけど、そのたびにお皿を掴み取ってくれるカカシは、私のずっと高い所で笑ってた。
「カカシ、お茶煎れるね」
「うん、ありがと」
マグカップにお茶を煎れてソファーに座り、横目でカカシを盗み見る。
十日も入院してたからかな。なんだかとってもカカシを見てたい気分。だからカカシがお茶を飲む仕草を目で追っていた。
なんか……こう……。
「なまえ、見過ぎ。ドキドキしちゃうヨ」
「そう!それ!ドキドキだ!」
思わず身を乗り出した私をカカシは片手で引き寄せて、優しい優しいキスをくれた。
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