職探し
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それからカカシの頭の中は官能小説に支配され、翌朝になってもそれは続いた。
「近々自来也様の所に一緒に行こうネ」
意味不明な台詞と締まりのない顔でカカシは任務に赴いて行く。それはそれはとても軽い足取りで……。
私は溜め息を吐き出しドアを閉め、テーブルに肘をつき就職活動について考え始めた。そして、そこで重大な事を思い出した。
「綱手様に報告するの忘れてた……!」
流石に木の葉の住人になり就職活動をしようと思っているのなら、綱手様に報告しなくては。
あっ、ついでに仕事についても相談してみればいいじゃない。そう思いついた私は意気揚々と火影室へ向かった。
──コンコン。
「失礼します」
重々しい扉をノックして、ドアの軋む音の向こうから綱手様が顔を出す。
「なまえか?どうした?」
綱手様は丁度お手すきの時間だった様で、快く私を迎えてくれた。
「あの、今日はご報告とご相談がありまして…」
簡単な状況とは言えない現状を、綱手様の顔色をうかがいながら手短に話すと、綱手様は豪快に笑った。
「あっはっは、随分と粋な事をしたもんだねぇ」
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