穏やかな朝に

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秋の夜長は抱き合うのに丁度いい。日に日に増して行く寒さも寄り添い合うのに丁度いい。


なまえがくれるこの格別な時間はクセになる。


「これは病みつきだネ」

「じゃ作戦成功だ」


なまえはそう言って妖しい目を向けながら俺の上に覆い被さり、そして唇が触れるか触れないかの距離を保ちながら俺を見下ろす。


この強気な所が堪らない。


「そんななまえが大好きだヨ」



俺はさっと体を反転させ、今度は俺がなまえを見下ろすと、一瞬驚いた顔を見せたが、密着した肌がまた熱を帯び、艶めいた瞳に俺が映る。


そしてなまえは俺の左目に指を滑らせた。



「わたしもそんなカカシが大好きだよ」



軽く触れた唇は、抱き合った余韻を次へと誘う。再度交わる唇はそんな甘さに溢れているから、きっと何度も酔わされてしまうんだろう。


なまえと繋がる悦びと喜び。



導かれるまま膨らみをなぞるだけで刺激されるのは俺自身。心にも身体にも刻まれたなまえの甘さが疼き出す。



「今日は優しくしてあげないヨ?」

「それはカカシだけじゃないかもよ?」



なまえはいつだって俺をこうして受け入れてくれるんだ。

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