忍やってるカカシが好き

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真っ白な病室の真っ白なベッドの上。そこに静かに横たわるカカシも真っ白に見えた。



呼吸を整えながらゆっくりと近付き、そっと頬に触れてみると、そこから感じられる僅かな愛しい体温に震えてしまう。



「カカシ……」



返事が無い事は解りきっていても、私は何度もカカシを呼んだ。その頬に触れ、その手に触れ、カカシの温もりを確かめながら。



何度も何度もカカシを呼んだ。



カカシと居る間に、今日みたいな日が何度訪れるのだろう。この世界の人達は、何を思いながらこんな夜を乗り越えるのだろう。



──コンコン。


静寂の中にノックの音が大きく響く。



「お茶持ってきたぞ」



そこから覗かせたゲンマの顔に、やっとの思いで笑ってみせた。


「ありがとう」



ゲンマと並んで椅子に腰掛け、カカシの容態の説明を受ける。



「チャクラ切れはいつもの事だが、今回は体力も切れかかってて危なかった様だ」



「……あのさ、チャクラとか体力とかはよく解らないんだけど……、カカシは大丈夫って……事?」



ゆっくりとゲンマを見上げると、ゲンマは優しい笑顔で私の頭をぐしゃぐしゃと撫でながら言った。



「そういう事だ。……良かったな」



あぁもう何でだろう。今日あんなに泣いたのに。


また涙が止まらないよ。

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