想い、出逢い@
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ゲンマの頼みで初めは半日のお手伝いのはずだった。大量の注文が入ったから、ウメおばあちゃんとその孫である緑丸を半日ほど手伝って欲しいと。
だけど、いざお手伝いに行ってみれば、ウメおばあちゃんは腰が悪いのに無理してて、緑丸はそんなおばあちゃんの為に小さな体で一生懸命。
そんな中で私も慣れない手つきで薬草や薬品を一つ一つ梱包して仕分けしている内、またしても大量注文が入った。
「困ったねぇ……。なまえちゃん、あんまりお礼もできないで悪いけど、明日も手伝ってもらえないかねぇ……」
私は暇だけはたっぷりあるし、本の売れ行きも好調だったし、断る理由は何もなかったから、申し訳なさそうに見つめるウメおばあちゃんからの申し出を快諾した。
ありがとう、でも本当にお礼は期待しないでねと、何度も気遣ってくれるウメおばあちゃんに、なんだか心が温まった。
「じゃ、おばあちゃん、緑丸、また明日も来るからね!」
「なまえ、遅れんなよーっ!」
「こら!緑丸!なまえちゃん、ありがとねぇ。助かるよ」
それからウメおばあちゃんの薬屋さんのお手伝いをする事になった私は、妙に緑丸にも懐かれ、早朝に緑丸と薬草採りに行くのが日課になった。
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