夏だ!海だ!水着だ!

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「ようカカシ。こんな所で何してんだ?」


俺が店に一歩足を踏み入れたまさにその時、俺の斜め後ろで確実に千本が揺れている。


……マズいのに見つかった。


「いやぁ、任務が早く終わったし買い物でもと思ってネ。じゃそういう事で」



強制的に会話を終わらせようと後ろ手で手を振るが、千本はまたしても揺れた。


「なまえの水着か?なら一緒に選んでやるよ」


ゲンマは不適な笑みを浮かべ、『結構です』と言った俺を無理矢理店に押し込み囁いた。


「誰のお陰でなまえと仲直り出来たと思ってんだ?」


それを言われちゃあぐうの音も出ない。ゲンマはさも面白見たさで俺を店の奥に引き込んで行く。


しかし、所狭しと並べられた水着は俺の心を踊らせる。なまえに似合うのはどんなのだろうなと俺が白い水着を眺めていると、横からゲンマが口を挟む。


「なまえはそんなの着れねぇよ」


そう言いながら水着の胸元を指差す。


……確かにちょっと厳しいネ。いや違うヨ?なまえはちょっとスレンダーなだけだから。


「この際だからこんなの着て貰えば面白いの見れんじゃねぇ?」


ゲンマが指差す先には……あぁ、理想郷が見えます!



俺は急いで会計を済まし、なまえの元へ足を向けた……がっ。


「ゲンマ、まさか付いて来る気?」

「この際最後まで付き合わせろよ」


俺は溜め息とゲンマと共になまえの部屋へ向かった。

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