夏だ!海だ!水着だ!

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「じゃなまえ、海に連れてってネ」

「え、木の葉の海じゃないの?」


カカシは口布を外してる所を里の人に見られたく無いらしく、私の世界の海に連れてけということらしい。

ゲンマは早くしろとばかりに千本を銜えている。


「はぁ……。わたしは車の運転出来ないから電車で行くよ」


二人を着替えさせ、私達は駅に向かい電車に乗り込む。


電車初体験の二人は子供みたいにはしゃいでいるが、やはり目立つ。


『顔だけ』はいいからね。


そんな事を思いながら、電車のアナウンスから下車駅の名前が告げられ、窓に張り付く二人を引きずりおろした。



駅を出れば潮風に吹かれ海の匂いが鼻先を擽る。サーフィンをしている人影がチラホラ見える中、私達は砂浜に降り立った。


カカシとゲンマは早々と服を脱ぎ始めるが、二人がベルトに手をかけた時、同時に止まった。


「二人して何してんの?」


私は二人をチラッと見た時、ほくそ笑んだ。そして急いでデジカメ2号を取り出し一枚。


――パシャ。



はっはっは!しっかり写っていますよ。そのベルトから覗く水着では無いトランクス様がっ!



「おいテメェ、今撮っただろ?」

「なまえ、デジカメ貸して」



ジリジリと近寄る二人を後目に私は走り出した。


「日頃の恨み!渡すものかっ」

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