〜♪……

「段々合ってきたね!」

「お兄さんが不在の時にみんな猛練習しすぎだろー?追いつけねえよ…。」

「おっさんだから物覚え悪いんじゃねぇの?ははは!」

「言ったなミツ!!!!!」

曲が終わると、みんな各々の感想と改善点を話し合っていた。
その様子を見ている奏にいち早く気づいたのは
ナギだった。

「Hi!奏!そんな隅で見ていないで、こちらへcome on!」

「でもみんなお話してるし…。」

「Ladyからの意見、ワタシたち必要です。さぁ…。」

そういってナギは奏の手を取り6人の元に奏を案内した。

「奏!見ててくれたんだね!」

「なあかなな!俺が一番うまかっただろ!?ダンスなら誰にも負けねー!」

「歌は陸が一番だけどな!一織も壮五もうまいけど!」

どう!?どう!?と期待の目で見られた奏は、にっこり笑いながら
とても皆さんお上手でしたよ!と笑って
特にここの部分、皆さんかっこよかったです!と言いながら
奏はステップを踏んだ。

「ちょ…お姉さん…?もう一回踊ってくんねえかな…?お兄さん、眼鏡の度数合ってないのかな?」

「いや…俺もまだ寝てんのかな…?」

「奏!さっきの振り、もう一回お願いできる?」

「え、あー…はい!ここですよね!…んっと!こんな感じ!」

「Perfectです…。」

「あの短時間で…一回しか見ていないのに、あなた踊れるんですか!?」

「へ?あってた???」

ぽかーんとしている7人は、ノーミスで踊る奏を見て
こくこくと頷いて返答するしかできなかった。

「はぁ…はぁ…すご…いな…奏さん…。俺も負けてられないや…。」

「!?!?陸くん?大丈夫?無理せずに休んだほうが…。」

「あー、陸また…。本当にライブとか大丈夫なのか?体力つけねえとやってけねえぞ?」

息の上がっている陸に、三月と壮五は駆け寄り、休憩にしようと
みんなに提案した。

「では、私が何か飲み物を買ってきます。いつもので大丈夫ですね?」

「ああ、頼むなイチ。」

では…と一織は外に出る瞬間、奏の手首をつかんで
一緒に部屋から出た。

「ちょちょちょちょ!一織くん!!!」

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