野外ライブ本番当日…
天候は曇りと、あまりよくなかった。
紡と奏は朝からスタッフTシャツを着て
バタバタといろんなところを走り回っていた。
しばらくしてステージの上で、軽く立ち位置の最終確認をするため
メンバーをステージに集めた。
「かなな!マネージャー!中継はいつはいんの?」
「20時20分です。生放送番組なので多少前後しますが…。」
「ライブ紹介のコーナーになっていて…。」
「俺!映りたい!」
「おぉ…、目立つように得意のダンス頑張って!環くん!」
「うん、わかった!」
紡は7人に、ステージ上では適宜、指示があることを伝えた。
「みなさんうまく調整してください。基本的には私と奏コーチから入ると思います。」
「会場の状況、空気感なんかを見て振り付けのパターンを変更するかもしれません。指示がない限りはパターンAでお願いします!」
「「「「「「「はい!」」」」」」」
「ライブしながら支持も聞くのって、けっこう大変なんだよなー。」
「七瀬さん、聞き逃さないでくださいよ。」
「なんで俺に言うんだよ、一織!」
「はいはい、リクは無駄な体力つかうなって…。」
「私と奏コーチからは以上です。何か質問はありますか?」
「My girl's 最も必要な質問を…。アーユーハッピー?」
「「…っ!イエス!!!」」
「グレイト!」
ナギの言葉にみんな笑顔になりながら、位置確認の通し練習に入った。
〜♪……
曲が終わると、スタッフの人からOKです!と声がかかった。
「ステージ上から何かありますか?」
「大丈夫です!」
返事を聞いた紡と奏は、うんとスタッフに頷いた。
「本番もこの感じで!」
「「「「「「「よろしくお願いします!」」」」」」」
「では、紡マネージャ。私は物販のほうに少し出てきます!」
「はい、よろしくお願いします。そのあとは…。」
「スタッフルームに一度顔を出してから、会場後ろで待機します。ステージ上で万が一があってはいけないので全体見えるところからみんなを見ています。」
「わかりました!」
「では…。みんな頑張ってね!」
そういって、奏は、スーツ用のタイトスカート、高ヒールで猛ダッシュしていった。
「わぁ!奏あっぶねぇ!しかも足はっや!」
「奏こけたりしませんか!?あれ!」
「お兄さん心配だな、あれ…。」
「三月さんも壮五さんも、大和さんも大丈夫ですよ!奏さんは昔っからあのスタイルですから。くじいたりコケたり聞いたことないですよ。」
「でしょうね。」
「ん?なんで一織が納得してんだ?」
「い、いえ!別に!」
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