紡が社長との話し合いの時間を作り、7人は社長室へ向かった。
「奏さんは、事務室で俺と一緒にまとうねー。」
「はーい、万理さーん。」
「さっきまで泣いてた?目真っ赤だけど…。」
「っ!!!!」
「図星かー!……びっくりしちゃった?」
「そんな感じです…お恥ずかしい…。」
「壮五くんと仲いいもんね奏さん。」
「確かに、仲良くはさせていただいてますけど…。」
「…けど?」
「………最近、自分がわかんなくなる時があって…。」
「どうしたの?相談乗るよ!?」
「……たまに、紡ちゃんが忙しい時は私が皆さんの移動に着いたりすることがあるんです…、その時に道でファンの方に囲まれる壮五さん見ると……ぐっと苦しくなるというか、なんというか……。」
「…なるほど…。」
「嬉しいはずなんです!みなさんの人気が出てきて、ファンのかたが増えて、認知も高くなって……嬉しいはずなのに、壮五さんの時には……胸が痛いんです。」
「…っふふーん!」
「なっ!?なんですか!?万理さん!」
「気づいてない感じ?」
「なんですかニヤニヤして…いつものかっこいい万理さんに戻ってください!」
「はぁー!アオハルかよー!」
「なんですの?それ…?……あ、万理さん電話です!」
「はーい!……はい、小鳥遊プロダクション、担当大神です。…はい、お世話になります…はいぃい!?」
「っ!?!??!?!?」
「ありがとうございます!はいっ!よろしくお願いします!…はい!失礼します!」
ガチャン…と受話器を置くと、万理は目を輝かせながら話した。
「決まった!決まったよ!…これ!早く社長室に伝えに行こう!奏さん!」
「ん?……んんん!?すぐ行きましょう!」
万理と奏は心を落ち着かせて
社長室まで向かった。
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