ダイニングには7人と万理、社長がすでにそろっていた。
「お・・・おおおおお!すげええ!いくら!お前…また俺に会いに来てくれたのかあ!」
「四葉さん、よだれを拭いてください。」
「環くん嬉しそうだね。今日は何かあるんですか?社長。」
「ん?ああ、言っていなかったね。今日からIDOLiSH7のマネージャーは2人になるよ。」
「「「「「「「2人!?」」」」」」」
「みんな驚いてますね!社長!」
「どっきり成功かな!?万理くん!」
「ドッキリって…!なんでそんな大切な事をドッキリにしてしまうんですか!?」
一織のもっともである一言に
だって楽しそうだったし…と社長は少ししゅんとした。
「じゃあ今日、寮の前でみた大きなトラックはそのマネージャーさんの引っ越し分だったんですね。」
「逢坂くん見たの??」
「いえ、人は見てませんが女性かな…とは。」
「そう、女の子だよ。うちの紡が一番だけど負けず劣らずの美人だよ。」
「やはりgirlですか!!!楽しみです!」
「でもよぉ、社長。この寮俺たち7人の狼がいんだけど大丈夫なのか?」
大和の発言に少し時間が止まった。
「イチやリク、ソウはまだ大丈夫だとしても…お兄さんそんな美人な子がひとつ屋根の下で生活してるってわかったらどうかしちゃうかもな…。」
「おいおっさん!そこは自制心保てよ!…でも確かになんで俺たちいんのにここに越してきたんだ???」
「お金なくてね…うちの事務所。ここしか彼女の住める場所がないんだよ!」
「だとしても、彼女はご実家から通勤していただくだとか、アパートを借りるだとかはなかったんですか!?」
「いやぁ…引っ越し代金うちで出すって言っちゃって…安く上がる方法がこれしかなくてね。」
「「「「社長!」」」」
「今住んでるところからの通勤が厳しいってことなんですか??」
三月の素朴な疑問に社長はまた苦笑いで答えた。
「そうだね絶対無理だね…なんせ北欧だから。」
「「「北欧!?」」」
「え、海外の方なんですか!?」
「いや、日本人。」
「ワタシはladyならOKです!」
「ナギ!シャラップ!」
「Ohミツキ!ひどいです!」
「よかった…俺日本語しかしゃべれないもん!」
「七瀬さんは日本語すら怪しい時がありますけどね。」
「一織!年上に対してその口!!!!」
「ちょっと落ち着いて!陸くん!」
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