それからの日々−−
IDOLiSH7は大忙しだった。

「それでは聞いてください!IDOLiSH7の新曲、『GOOD NIGHT AWESOME』!」

「きゃあああああああああ!!!!!」

今までとは違い、かっこよくクールな曲は新しいメンバーの一面をファンに届けることが
出来たようで、大好評だった。

ミスター下岡との番組も始まり、IDOLiSH7の活躍は好調。
キミと愛ドリッシュないと!の企画も変わらず人気だった。

明日はついにサウンドシップとなった夜
久しぶりに奏と壮五は2人でホットドリンクを飲んでいた。

「久しぶりだね、奏とこうして並んで飲むのは……。」

「そうですね、お互い忙しくなっちゃいましたから……。」

「あの頃はさみしくなるだろうな、なんて言っていたけど…そんなことはなかったね。」

「そうですか!?私は割と寂しかったですよ……。」

「そっか…僕は、奏が僕だけのものって信じてるから、心のどこかでほっとしてたんだけどな…。」

「壮五の、その少し眉が下がった顔はずるいです…。私も信じてますよ。」

「あはは、ありがとう。」

「初心に戻りましたね……ホットミルク。」

「でも今日はシナモン入ってるから。」

「スティックシナモンだなんて……ちょっぴり豪華ですね。」

「最近この習慣がなかったからかな?……以前も確かに楽しかったし嬉しかったんだけど……今までで一番楽しいよ。」

「壮五はどんどん私を喜ばせる言葉がうまくなっていきますね?」

「そうかな?」

「……ずっと、一緒にいてくださいね?」

「当たり前だろ?」

壮五は、肩にかけていたストールで奏を包んで
自分の肩に寄せた。

「……そーちゃん幸せそうだな…。」

偶然見つけた環は、極力音をたてないように歩き
2人の後ろ姿を、音の出ないカメラアプリで
撮った。

「っふふん、そーちゃんに今度、送ってやろ。」

ゆっくりと夜は
深くなっていった……。

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