しばらく走ると
何故かTRIGGERまでいるわ、7人そろってるわ、紡もいるわで
かなりの人数だった。
「田中!あそこの人だかりの横にストップ!」
「はい!お嬢様!」
キー…とゆっくり車は止まった
「……奏!!!」
「壮五!」
「「「「「「「「「「リムジン!?」」」」」」」」」」
「へ?あー…実家に帰ってたから…。」
「心配したんだからな!奏っ!」
「もー!さっきまで電話してたじゃないですかっ!」
奏は車から降りると、壮五の首に腕を回して抱き着いた。
「「「えー!?」」」
「あー、TRIGGERさん驚きすぎ。あれ、日常だから。」
「お嬢様!お荷物です!」
「あ、ありがとー田中!……このこと、お父さんには内緒ね?」
「はい……。それではみな様失礼いたします。」
「ばいばーい!」
奏はリムジンを見送ると、楽に気づいた。
「八乙女プロの息子さん…だっけ?」
「ああ、そうだ……。」
「……これ、差し上げます。」
「奏…それって…。」
「ゴシップの記事に関して、うちでまとめました。」
「うちって…あんた…?」
「私ですか?私はただの事務員ですよ!」
「ただの事務員はリムジン乗って登場しないよ。」
「さすが九条天……つっこむなー…。」
「APCの力です……。楽さんの事も少し調べました。」
「っ!!!!」
「でも私はあなたの味方ですよ!……その資料を使うも捨てるも、楽さんに任せます。」
「……っは、小鳥遊プロダクションのマネージャーはいい女揃いだな。サンキュー、遣わせてもらうぜ。」
「はい……ぜひ。」
TRIGGERと別れた7人と紡、奏は
歩いて帰ることにした。
「…まぁ、せっかく集まったんだし……。社長に頭を下げる方法でも、ラーメン屋で考えますか。」
「はは…。賛成です!奏は何食べる?」
「塩一択!」
「内緒で領収書切ります。交際費です!」
「おれ!チャーシュー麺!」
「ワタシは!チャーハンセット!」
「煮卵。」
「一織さん、煮卵だけですか?!」
いつの間にかメンバーの仲も
戻っており
「やっぱり私が動かなくても大丈夫だったね。」
と、奏は笑った。
「そんなことないよ。奏がいない間、みんな君の事を気にしてたんだ……。みんなで同じことを考えられたことも、とても必要だったんだよ。だから……奏、ありがとう。」
無意識に奏の額にキスを落とした壮五を
目撃した環は大騒ぎした。
「そーちゃん!そーゆーのだめだって!また写真撮られるって!」
「あはははは、そうだったね!」
「もー!壮五!!!!」
「おい、ソウに酒飲ませたの誰だ!!!」
「飲んでません!」
「「「「「「「「「あははははは!」」」」」」」」」
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