「ではみんな、くれぐれも奏くんをよろしく頼むよ!」
「いいアルソックが付いた物件ですね奏さん!」
「万理さんったら…。不束者ですが今日から皆さん、よろしくお願いします。」
ぺこっと頭を下げると、大和が
嫁入りみたいだな!と笑った。
「ではおやすみなさい!私たち帰りますね!」
そういって、社長、万理、紡は玄関を出た。
「じゃあ風呂にすっか!……どーする?風呂の順番、女子に先に入ってもらう?それとも後?お兄さん的には先に入ってもらって、その次俺がいいんだけど。」
「はぁ!?大和さん!下心はダストボックスGO!GO!GO!」
「大真面目だったのになー!」
けらけら笑う大和と三月を見ていた奏に一織が後ろから肩を
とんとんと叩き
少しいいですか…?と呼びだした。
「私の部屋です、どうぞ入ってください。」
「へ?…あ、あの…。」
「早く入って!」
「はっ、はぃいい!」
お邪魔します…と小声で言いながら、奏は一織の部屋に入り、言われた通り準備された
座布団に座った。
「単刀直入に話します。この数か月、マネージメントは小鳥遊さんと私でやってきました。マネージャーには2年間分の活動計画書も私から提出しています。」
「は、はい…紡からはうかがっています…。」
「あなた、社長のお知り合いとのことでしたね。」
「はい…。」
「私は納得いっていないんですよ。北欧にお住まいだったあなたが、いきなり帰国してきて、いきなりマネージャーだなんて…できすぎた話です。」
「はい…。」
「貴方は何者なんですか?今のIDOLiSH7は私と小鳥遊マネージャーとみんなの信頼の元できています。それをいきなり外部だった人間が、社長と知り合いだっただけで入ってこられても戸惑います!」
「すみません…。」
「貴方の本当の帰国理由をうかがってもいいですか?内容によっては、私は徹底的に事務所に抗議文を提出してあなたをここから追い出すつもりです。」
「そんなっ!!!」
「じゃあ話してもらえますよね?」
「うっ……っ!では!言わせてもらいますけど!……今から話す内容は全部……外部に漏れないように、お願いできますか…?」
「はぁ、なんでもいいので早く話していただけませんか!?」
「はい……すみません…。」
「………可愛い人だな。」
「へ?」
「いえなんでも!…では話していただけますね?」
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