01 学校からの帰りに
兄さんから、えのきを買ってくるように言われたので
スーパーに立ち寄りました。
たまたまですよ!?たまたま。
奏さんが、お菓子コーナーにいらっしゃいました。
「奏さん。お菓子ですか?」
「ひぃい!…なんだ一織くんか……。」
「なんだとは失礼ですね…。」
「ごめんなさい…。飴をね…移動中によく舐めるんです。」
「へー…。」
「毎回一緒のだとつまらないので、悩んでて…。」
「どのようなのがいいんですか?」
「今回は、味よりパッケージで選びたいんですけど…。」
パッケージ…食べないのにですか?
しかもあなた、いつも飴持ち運ぶとき、小さな飴専用ポーチ持ち歩いてますよね!?
パッケージいりますか!?
「……じゃあこれはいかがですか?」
「ロップちゃんキャンディ…可愛いですね!これにします!」
キャッキャと喜ぶ奏さん……。
天使ですか!?
「…あ!そういえば、一織くんは何買いに来たんですか?」
「兄さんから頼まれて、えのきを…。」
「えのきはね…こっちですよ!」
よく買い物にいらっしゃるんでしょうか?
すたすたと場所まで案内されました……。
「えのきはねー……少し小ぶりで、丸みを帯びているものがいいんですよ!あとは少し綺麗な透明っぽい感じでー…。」
いきなり賢そうに見えますね……
確かに、大学を首席でご入学されたとのことでしたし……
逢坂さんとたまに難しそうなお話もされていますし……
「一織くん!はい!これがよさそうです!」
「あ、ありがとうございます。」
「ふふん!……じゃあレジ通して、一緒に帰りましょう!」
また、跳ねながら歩く……
あなたって人は
妹属性なんですか!?
姉属性なんですか!?
PS.
四葉さんに伺うと
母親属性でした。
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