02


隣の天馬と一成は無事に終わったようで
ぐーっと背伸びをしながら
「終わったぁー……。」と笑っていた。

「テンテンおつぴこぉ☆また頼ってねんっ☆」

「いや、もう言わない。」

「えぇーん!?」

「天馬くんお疲れ様っ!……太一くんももうちょっとだすし、頑張ろ!ラストだよ!」

「頑張るッス!」

「だああああああああああかああああああああらぁあああああああああ!?……はぁ……心……助けてくれ……。」

十座に教えていた万里は
どうやら疲れ果てたようで、助けを求めた。

「何何??どうしたんですか…?」

「この大根野郎……物分かりがワリィ。」

「万里さんが分かりやすいように教えないからじゃないですか??」

「はぁああ!?この内容だぞ!?」

「ん???」

万里がつきだしたプリントには
『中学3年生の数学』と書かれていた。

「……こいつ……何年生だよ……。」

「高3だ。」

「んなこったわかってんだよ!テメェの頭だよ!頭!!!!」

「……万里さんチェンジしましょ……。太一くんは、あと1問なんで……。」

「……そうしてくれ……。」

万里と心は、軽く指先でタッチをして
場所を交換した。

「す、すまない……茅ヶ崎……。」

「大丈夫ですよ。万里さんの教え方が悪いだけなんですから、気にしないでください。」

「……いや、俺が悪いんだ……。行きたい大学も決まったが、今の学力だと厳しいらしく、1からと思ったんだが……。」

「十座さん………。わかりました!私がわかる範囲は、ちゃんと教えますから!」

「助かる…!」

隣の太一と万里も無事に終わったが
熱心に課題を進める十座と心が気になり
談話室に残っていた。

「十座サン、かっけぇっす……。」

「あいつがあんなに勉強するとか、明日雪が降るぞ……。」

「十座さん、そこの代入はー…。」

「…こうだった…か?」

「正解です!」

「茅ヶ崎はわかりやすいな……。」

「おい!兵頭どーゆ―ことだ!!!」

「まぁまぁ……。じゃあ応用編いきましょうか!」

「ああ。」

気付いた頃には4人とも深夜を超えてまで
談話室で勉強やゲームをしていた。



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