つよつよハーミーと赤毛の騎士姫

原作ハーマイオニー→一般人(日本人・ハリポタはふわっと記憶のみ)→ふたたびハーマイオニー(イマココ!)な人生3周目、アルティメットつよつよメンタリティハーミーが記憶とはいろいろ違うパラレルワールドで早期FIREを目指し邁進する話。
マホウトコロinエバンス双子とおなじ世界線。蝶が羽ばたくどころの騒ぎじゃない。群れで動いてるレベル。
生き残った男の子は予言に反して「双子」だし、同年代のウィーズリーの六男も双子。フレッド・ジョージとは違い男女の双子で二卵性。
知識はハーマイオニーのそれだが、人格は間に挟んだ一般人がクッションとなっているため、今生の彼女はとてもマイルドな味わいの性格。ある意味成り代わり?
すごい世界に来ちゃったな…という顔をしつつ、ホグワーツ卒業後はマグル界に戻るべくキャリアアップの選択として冷静にマホウトコロへの編入学を目指す。

ハーマイオニー
愛称:ハーミー。原作どおりの「茶色の縮れ毛」と「出っ歯」の要素を持つが、直近がそれなりにルッキズムに苦しむ現代っ子だったため、幼少から勉強だけじゃなくそこそこ見た目にも気を使うように。
一年生(11)時点でふわふわの縮れ毛はシャントリやホームケアでどうにかましになっており、出っ歯もなるべくひかえめに微笑むことでごまかしている。パーツはいいので、それだけでそこそこになれることを自覚している。
本当は両親に頼んで歯列矯正をしたいところだったが全寮制のホグワーツ在学期間は現実的ではないのと治安的や時代背景的に魔法のが手っ取り早いことに気づき、「自習していたらうっかり自分に魔法を放ってしまった」と魔法を自分にかけて医務室へ駆け込み、しれっと出っ歯を改善した。したたか。使えるもんは使っとけの精神。
物心ついた頃から生き急ぐかのごとく本を読み漁り、ホグワーツに入学して半年の時点で蔵書の大半を把握している。(無論、前≠フ記憶が無意識的に混ざっているため)
日本魔法界の発表した論文(純血≠ニいうものに特別な意味はなく、単に魔法使い同士が婚姻を重ねてきただけの家系であること、マグル生まれの魔法使いはおそらくスクイブなどが祖先におり、その先祖返りなだけなこと、これら両者の血統による魔力等の決定的な差異存在しないと改めて「理解らせる」ためのもの)のことを知らず純血≠セけ開くことのできる匣をたやすく解錠したため、スリザリン生が白眼を向く事態に発展。本人はマジでルービック・キューブを手慰みにしてた程度の気持ちであった。
組分け時点でハッフルパフ希望だったのだが、組み分け帽子と壮絶な論戦の末、原作どおりグリフィンドールに。しぶしぶといった様子で、しゃあねえなあと一年生ながら去り際に無言でスコージファイをかけ、在校生たちを慄かせた。
ロザリアとは同室で同志。一緒にこの腐った大地からさっさと逃げような!の精神で理解り合っている。
ロンが片割れによって劇的メンタルビフォーアフターしていることにより、この世界の彼と恋愛関係になることはないが、代わりといわんばかりに入学時点で年上スリザリン男にひとめぼれ執着されており目が死んでいくことになる。かわいそう。

ロザリア・ウィーズリー
愛称:ロジー。赤毛の目立つ「ウィーズリーの魔女」。ロナウドとは双子のきょうだいであり、上の双子とは形は違えどお互いに半身のように思っている。
見た目はビルに似てブラック要素を匂わせており、伸ばした赤毛がウェーブを描き、片割れと同じ青い瞳。気だるげな目が退廃感を醸し出している。お耽美な感じのルックス。
しかし、その中身は「鬼教官」のメンタルを宿したリアリスト的価値観の持ち主で、半身への不当な扱いに腸煮えくり返る怒りを秘め、妹へ薫陶を授け立派な「淑女」に育て、親からの不当な扱いに慣れてしまった片割れに徹底的に「あなたは特別な子だ」と示すことで不毛の地となっていた片割れの自己肯定感やメンタルを改善させた。
口の聞き方に気をつけろ小僧ども、死ぬぞ。
特異体質の持ち主で、サイコメトリーのような能力。開心術とは違い、対人間ではなく風、空気、植物や無機物、さまざまなものから情報が流れ込んでくる。死すら彼女にとってはありふれたものであり、セストラルも最初から視えていた。
それゆえ英国魔法界が「生き残った男の子」に双子の片割れがいることを隠したのをいち早く察知しており、のちに長兄がマホウトコロへ転職したのを知った際はいまだかつてないほどテンションを上げた。逃げ場所が増えるのはいいことなので。
膨大な情報を受け取ってきた結果、年齢不相応に大人びた少女となったが、それはそれとしてやんちゃで可憐に振る舞っていたので両親とは仲が良好。しかしいざというとき、ためらいなく兄妹を取って両親を見捨てる酷薄さを持つ。
姉として妹を目に入れても痛くないほどかわいがり、薫陶を授けた。S勝利。
七番目の子ではあるが、本人曰く「ロンとふたりで一人なので実質六番目、七番目はジネブラ」とのこと。特異点ゆえ、運命の蝶の羽ばたき、その燐光を常に視認している。
本来ロンにお下がりで与えられそうになっていた次兄の杖を「躾けて」自分の杖にしており、ロンは一年生時点で自分の杖を持てている。曰く「優しいロニーにこの杖はちょっと≠ィ転婆すぎる」。
長兄が愛のために縁切り覚悟で家を出た際は人生で一番テンションを上げた。スタンディングオベーションである。盛り上がりすぎて妹と部屋でディスコ状態になった。それを聞いた兄たちは想像ができなさすぎて宇宙を背負った。片割れにしか見せない側面があるように、妹にしか見せない側面も結構ある。
制服はスカートではなくスラックスを着用。別に駄目って校則なかったでしょ、とお下がりばかりだからで乗り切った。いざというとき、背が伸びるであろう弟に与えるため。スカートもちゃっかり用意して次年度に妹が入ってくるのに備えている。
自分の生まれ育った環境があまりよくないこと、それを改善するためなら愛する両親でも切り捨てる覚悟が決まりすぎているため、兄妹たちから危ういと思われがち。第六感が尖すぎてあまり長生きをしたがらなさそうなのでだいたい合っている。

ロナウド・ウィーズリー
ロザリアの双子の片割れ。二卵性のため、見た目はあまり似ていないが、片割れから愛情を惜しみなく注がれたことで原典の世界よりも自己肯定感があり、言葉を選ぶ精神的余裕がある。見た目は姉に世話を焼かれたこともあり、目を引く赤毛と、そばかすが散った、同年代ではちょっと垢抜けて見える風貌になっている。
ロンのチェスの才能を兄妹は認知しており、両親に隠しながら腕を磨いている。
両親――特に母親からは男だということで雑な扱いが多かったが、それ以上に片割れが愛してくれた。姉であり、母のような片割れ。人より鋭く、自分たちに視えないものが視えている。生きづらそうだとも思うし、その特別さが羨ましいとも思う。それ以上に、愛してくれた片割れのためにも彼女の手を離さず地獄まで付き合う覚悟を決めている。上の一卵性双生児の双子とは違うけれど、それでも自分たちも双子であるので。
ハーマイオニーは片割れと気が合う、マグル出身のちょっとおすまし顔の女の子という印象。一瞬、ほんのり恋をしそうになったが、付き合いを続けるうち、友達のほうがいいと思い至る。ロジーと気が合う貴重な女の子だし普通に頭でっかちなところもあるけどいい子だから仲良くしたい、というのと、純血主義の生徒たちが泡吹いてぶっ倒れるのを見るのが爽感すぎるのでいいぞもっとやれのクソガキメンタルで友好度は普通に高い。
マホウトコロのエヴァンズ双子と知り合ったが最後、国を跨いたチーム悪友が爆誕する。

ジネブラ・ウィーズリー
ロン、ロジー双子のひとつ下の妹。いちばん年の近い双子によく懐いており、自分に流れる「ウィーズリーの魔女」の血と肉体の資産価値をいっそ冷徹なほど冷静に受け止め、姉の薫陶を授かり、立派な淑女≠ニして成長した。
一見、ロザリアと似た面立ちだが、姉より女性的な見た目。ロザリアが紅顔の麗人なら、ジネブラは紅顔の乙女といった感じ。蹴りの姉・突きの妹である。
万が一の際も自立して生きていけるよう姉に幼い頃から肉体改造だけではなく、料理洗濯服のリメイク帳簿の付け方に至るまで修めており、たいへんつよつよジニーちゃん。
姉に向ける感情は尊敬とか愛情とか通り越してちょっと心酔も入っている。甘やかすばかりの母親より、愛情を含めて自分のために厳しさを与えてくれるうつくしい姉の姿に脳みそを焼かれている。大好きな姉。
ロンのことも見た目こそ違うが、根っこのところは姉とよく似ていると知っているし、チェスの才能を活かせる場所があればいいのにと思うし、姉と同様に自分を守ってくれる姿に強い尊敬と敬愛の気持ちがある。ちょっと生意気を言ってしまうこともあるけれど、全部お見通しでデコピンで済ませてくれる大好きな兄。

ミラ・ノワール
ハーミー入学時に4年生か5年生のスリザリン生。パーシーあたりと同級生。
適当に切られた様子の重めの黒髪に、澄んだ灰色の瞳。青白い肌で、一見人形じみた能面のような無表情が特徴の少年。
両親ともにスクイブであり、マグル社会で育てたれた無自覚純血であり、母方がグリーングラスの遠縁、父方がブラックの遠縁というある種のサラブレッド。
ホグワーツに通いながらも個人でホームエデュケーションという形でマグルの勉強を続けており、卒業後はマグル界へ戻るつもり。
見た目はブラックのような端正さやどこか浮世離れした清廉とした雰囲気を兼ね合わせた不思議ちゃん。
実際不思議ちゃん寄りで、スリザリンではあるがとてもフラットな価値観、他者に対し突き抜けて無関心。しかし、ハーマイオニーが入学した際、組み分け帽子を被った彼女を見て「目覚めてしまった」男。
つまり:ひとめぼれ。
それまでの姿が嘘のように並外れた行動力を見せるようになり、ことあるごとにハーマイオニーのもとへ足繁く通い、ロザリアにしばき倒されながらもガンギマリの目で一分一秒ハーマイオニーを網膜に焼き付けようとしてくるヤバさをお出しし、同級生上級生教師陣を戦慄させた。
一人部屋だが、部屋の中はいつの間にか彼女の写真で埋め尽くされんばかりの状態となっており、本人曰く
「ある朝、目が覚めたらとてもすっきりしていたんだ。いつも寝苦しい夜ばかりだったのに、びっくりするくらい爽やかな目覚めだった。でも、ふしぎだね、すっきりしたのに下着がぐしゃぐしゃになっていて――ああ、うん。そうだよ。よくわかったね? 白い体液がへばりついてて、こんなの生まれてはじめてで……きもちわるかったなあ。でも、ふふ、ねえ、おかしいだろう? あれからずっと、頭の中で彼女を想うたびもうずっと(以下略」
訳:精通した。
我妻由乃にも負けねえ恍惚のヤンデレポーズが似合うとんでもねえバケモンが爆誕。
なにげにグレース・エバンズ、ロザリア・ウィーズリーに続く世界による異分子爆誕のあおりを受けている存在。
しかし11歳の女児相手にガチ恋したり精通するなどヤベエ逸話が多すぎて、のちに関係者の大人はみんな天を仰ぐし頭抱えるし崩れ落ちる未来が待っている。本人は立派な病み系メンヘラ依存男にメガ進化して年下相手にも容赦なくアタックしてくるので悪質である。

ALICE+