夜会が終わった後、一条からは執拗に一人になるなと怒られた。たしかに子供の躯では襲われても対処はできないが…。
あぁそうだ。
夜会にいた純血種は悠達だけでなかったらしい。
「白蕗、更か」
将来的には枢との婚約もありうる存在だとか。
純血種の名家、七家は覚えてる。その中に白蕗家はあるが当主と妻はすでに故人だ。閑と同じ境遇。
面識のない者には興味はそそられない。
「まずは、元老院の排除が必要だな…」
一条には悪いがあれは最早機能しておらず、不要なものだ。でも、自らが手を出すことはない。
アイツはずっと俺に仕えていてくれたが、彼からは何かを感じる。気のせいであればいいのだが___。
(明日は、千里が来る)
初めて親と子としての対面だ。怖い気もするが、今後の為にも会わねばならないだろう。