はかられる


最近太った気がする。なんしろ、無限の胃袋を持つ新開君と暮らしているからだ。そう、だって新開君が夕飯後のデザートやら菓子パンを食べているとつい一口もらいたくなる。美味しそうに食べすぎなのよ…新開君は。
なのに、新開君は割れた腹筋だし、引き締まってるし…少しズルい。そりゃ自転車やったり、筋トレしてたりするし当たり前かもしれない。

「はぁ…」
「どうしたんだ?なまえさん」

ある日の夜の行為終りにショーツを履いていたらついため息が出てしまった。

「今日のえっち、気持ち良くなかったのか?すげぇ可愛く喘いでいたじゃないか」

パン一の新開君が私を抱きしめてくる。なのでお互いパン一のまま布団に潜った。

「っそれじゃない!!……っ…いや、あの、私太ったなぁって」
「そうかぁ?ちょうど良いだろ、俺肉付き良い方が好きだし、おめさんの乳と尻が減るのはいやだ」
「あのね、そう言ってくれてありがたいけど、服は結構細身に似合う様に作られててやなんだよね」
「おめさんも充分細身だろ?そういやなまえさん何キロだ?」
「えっ……って言うわけないでしょ」

さらっと聞いてくるので思わず言いそうになってしまった。それにしても失礼な奴だ、いや、新開君らしいと言えば良いのだろうか。

「70キロか」
「違う!!ってそれ新開君より多いよね!?」
「じゃ…「当てるまでやる気でしょそれ!?言わないから」
「なまえさんの全てを知りたいんだ」

そうドヤ顔で私を見つめながら言う新開君をつねった。

「カッコよく言ってもダメ」
「えー…気になるじゃないか」
「いーや、もうほっといて…」

そう言った瞬間私は宙に浮いたのだ。

「!?」
「よし、体重計乗りに行けば早いな、今なら服の誤差も少ないしな」

私を俵担ぎをして動き出した新開君。

「やだやだ!ちょ、最低!」
「だからなまえさんなら何キロだっていいぞ」
「私が嫌なんだってば!!」

背中をたたく私。しかし約170センチの高さで暴れるのは正直怖いが、体重を付き合っている人に測らされるよりはマシだった。

脱衣所に到着して、洗面台前の体重計のスイッチを暴れる私を担いだ新開君が足で押す。すると計りますよー的なピッというお気楽な機械音がなる。ちょ、本気で測る気!?焦る私お構いなしで俵担ぎのまま体重計に乗った。

「よし、一緒に測って、俺の体重引けば出るよな」
「やめてって!!!本当に!」
「…うーん、なまえさんそう暴れると測れねぇよ。数字安定しないな…」
「嫌だから!はからせないから!」
「あぶねぇぞ!なまえさん暴れるなって!」
「だーから降ろしてって!!」

脱衣所でそれぞれ本気の戦いを繰り広げる。

「お」

そして新開君が何かに気付いたらしい。

「そんな手に乗らないから!」
「ん?ああ」
「!?」

その瞬間、股からヌルッとした感覚が身体を襲う。
新開君はまさかの私のショーツをズラして先程まで新開君を飲み込んでいた秘部に指を入れてきた。

「ぁ!…やぁ…」
「暴れてるとこうするからな」

男らしい骨ばった指をズブズブ抜き差しする新開君。先程まで新開君の太いのを感じていたそこは簡単に新開君の指を受け入れた。そして、その快感に耐える様に身体が緊張する。

「ほらまだ一本だぜ?ヌルヌルでえっちだな」
「ぁ…ちが、さっきまでの…っ」

ピピッと言う体重が確定された音がした。しまった、はかられた!色々な意味で…。

「よし」

新開君の軽快な声が聞こえるが秘部に入った指が止まらない。

「ぁん、ちょ…しんかい、くん!」
「なまえさん鏡が良い光景なんだ」
「へ?」

そう言われ少し顔をずらすと逆さの鏡には新開君の顔の横に担がれた私のお尻…というかショーツずらされてあまり見たことない秘部が見えていた。

「や!見ちゃやぁ…」
「ほら、ここに俺の入れてるんだ、蕩ける感じに気持ちがいいんだ」

新開君が私のヒダを開くと赤い秘部の入口が見えた。それを思わず見てしまった私。

「ん、」
「ほら、指入れるぞ」

一本の指が秘部に埋まり、内壁をぐっと押される。

「ぁ…抜いて…!」

抜かれた指が二本となり挿入された。増やされる度に窮屈になるそこの状況なんて知りたくもないのに、いちいち声をかける新開君のせいで状況を理解してしまうのだ。

「うん、なまえさん二本はそれなりに入るようになったよな。だからって浮気しちゃダメだぞ?」
「っばか…新開…」
「お、ほら見えるか?どんどん濡れてきたぞ」

鏡の中の秘部は新開君の指に開かれてしまっていて、紅くテラテラと濡れて光沢帯びてヒクヒクしていた。なんだか身体が私じゃないみたいで恥ずかしい。そんな私に気付いたのか新開君が濡れた二本の指をこれ見よがしにネットリ舐めた。その卑猥な光景にゴクンと唾を飲んだ。

「ははっ、なまえさんやらしい目してるな。あとここがなまえさんが好きなところ…この担ぎ方じゃよく見えないけどな」
「ンッ!や…そこはダメっ」

濡れた指で敏感な突起をそっと摘まれた。

「ほら、こんなに悦んでるだろ?」
「はぁ…ばかじゃないの」
「よし、なまえさんダイエットしたそうだしダイエットするか」
「いや!」

そのダイエットの中身が容易く想像ついた。その時には遅くて、あっという間に部屋に連れてこられてしまった。しかも姿見の鏡の前だ。

「っ!!絶対いや!」
「お、気付いたのか?燃えるだろ」

あっという間にショーツを脱がされ全裸にされて、鏡の前で背後から回された新開君の手によって足を立てながらM字に開かされた。濡れた股と新開君によっていくつもの赤くつけられた痕が残る太ももが露わになる。

「っ!」
「ほら、おめさんする気満々じゃないか」

妖しく笑った新開君が私の耳を背後から舐めながら先程の愛撫で濡れていた秘部に指を突っ込んだ。

「ん、」
「本当いい顔するなおめさんは…この前まで処女だったと思えねぇな」

鏡越しに新開君と目が合う。まるでAVみたいな鏡の中の光景に思わず目を逸らした。

「ほら、さっきの続きだ。ここがおめさんの好きなクリトリスな。お、もう膨れちまってるな」

私の小さい突起を見せつけるかのように剥いた新開君の指がそこ優しくを撫でてくる。撫でられてビクッと快感が身体を走った。


「ははっ、おめさん一人でも弄ってたから分かってたか」

「っ、そこはダメぇ…」
「今教えたろ?言葉で言えって」
少し強くなる刺激に少し口を開く。
「〜っく、クリトリスは、もうダメ…っ…、だから…も、ベットいこうよ…」
「ああ、3回目はそうするか」

違うし…!頭おかしいこいつ…そう思っているのに抜け出さない私も大概なのかもしれない。
見せ付けるかのように出し入れされる新開君の指に乱れる。そんな私に気付くように新開君がやたら鏡越しに私を見つめてくる…その熱い視線によって火照ってくる身体。

「…はぁ…、ぁ…ハァ、そんな目で見ないで…よ」
「そりゃ無理な話だ。おめさん熱いな、嫌がったわりには興奮してるな。今度からもここでするか?」

無言で首を横に振った私だった。そんな私を尻目に薄いゴムを手早く装置していた。

「…よし、入れるな。おめさんこのまま俺の上に腰を降ろせ」
「っ!」

新開君が私を少し持ち上げ、身体の中心に新開君がものをあてがう。これで、降ろせばいいのだろうか。完全にその気にさせられた私。

「ん、っぁ…」

ゆるゆると腰を落として最近少しだけ慣れてきた新開君のモノをギチギチと飲み込んでいった。

「っつ、まだキツいなおめさん。ほら、鏡の中良いだろ?あ、脚は閉じるなよ」
「っ!」

鏡の中は私の秘部と新開君のものが連結されていた。ミチミチと秘部が広がり突き立てられる新開君の太いモノ。そりゃ、こういう行為だけどまざまざと見せつけられる感じでおかしくなってしまいそうだった。

「ん、」
「なまえさん見て感じるのか。どんどんやらしくなるな、すげぇ好きだ」

私の胸を揉んでくる新開君。本当誰のせいだと思っているのだろうか…。

「よし、動けダイエットしたいだろ?」
「ばか…っん、」

言う通りに上下にゆっくり動く。鏡の中で抜き差しされる新開君の太いもの。恥ずかしいけど感じてしまう私を後ろから見つめてくる新開君。

「…よだれたらしちまって、いけないな」
「ふぇ…ぁ…だって、」

新開君が胸の先端を弄っていた指で繋がる秘部から垂れてきた愛液をすくって敏感な突起を撫で回す。その快感によってビクついてしまう。

「ぁ、むり…しんかいくん、」

鏡越しに新開君に訴える。瞬間新開君がより硬くなった。
新開君は片手を私の腰に手を当てたかと思ったら下から突き上げ始めた。

「あ!ちょ、やぁ…ン…はぁ…」
「っおめさんがそうゆっくり煽るからな、覚悟しろよ」
「っしら、ない…」

グチュグチュと卑猥な水音を立てて、突き上げる様に抜き差しを繰り返す。
目の前の激しい行為が行われる卑猥な鏡から目を逸らしたくて目を瞑る。

「あ、だめぇ…」
「目つぶったらもう一回だからな」

そう言われたら、目を開けざる終えなくて開ける私。愛液滴る所に激しく突き立てられる男性器に、揉まれて形を変える胸、そして敏感な突起を刺激してくる指にやらしい顔している新開君。色々な状況が私を煽ってくる。

「だめ、っイっ…」
「っつ!」


そして新開君を搾り取ろうとする私の身体。

「はぁ…はぁ…」
「はぁ……なまえさん最高、初めて一緒にいっちまったな」
「もうっ!」
「おめさん鏡見る度に締めてきたくせに、ほらまだ俺の欲しがってるじゃないか」

新開君が私を背後から抱きしめながら優しくキスをしてくる。う…騙されないし…そう思うのにその優しさはどこかくせになってしまいそうだった。


「あ、おめさんイクときに目瞑ったからベットでもう一回な。俺が動いてやるから」
「は!!?」
「やっぱ初めて本気で好きな相手だからな…発情しちまうんだろうな…性欲が高校生の時よりやばいんだ最近」
「っう!冷静に何言ってんの!?明日仕事!」
「ああ、頑張ろうな。だから俺も頑張るわ」
「違う!!」

長い夜となった。
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