ベット


今週の土曜うちに来いとの荒北からのお誘いメールが少し前にあって了解と返信をした。

...何となくそーいう行為をするのかなっと感じてる私。この前本当に生理だったとき、私からまた今度って言っちゃったしなぁ。今日もそんな雰囲気になったら今度って逃げようかな。えー、この前了解って言ったは良いけど恥ずかしくなってきた。
きっとしたいんだよな荒北...荒北が私の事気遣ってくれていることも知ってる。言葉だけじゃ伝えきれない気持ちがあるのも分かっている。だからそういう行為もしたい...とは思う。めんどくさい女だな私も。


土曜日
で、今日は何を着て行けば良いんだコレ。クローゼットの前でいつも以上に悩む私。スカート?いや、いつも履かないくせに今日履くとか準備万端な感じが嫌だ。
結局、ほぼいつも通りにショートパンツにカットソーになった。

時間前に荒北家につき、荒北にメールをしたら出迎えてくれた。
「お邪魔しますー」
また荒北に手を引っ張られ部屋に連れて行かれる。
「そー言えば、荒北テストどうだった?」
とりあえず勉強の話をいくつかする私。
「飲み物持ってくんね」
荒北は一階に降りて行った。ふ、普通に喋れてたよね私。

持ってきてもらった麦茶を一口飲む。ヤバい何を話そう、いつもホイホイ話題出て来るのに頭真っ白だ。
「コッチ来たらァ?」
この前みたいに荒北の前に誘われる。そして座る私を背後から抱きしめる荒北。
「プッ心臓ヤバいくらい速いねェ」
「う、うるさい!」
「可愛いねェなまえチャン」

抱きしめられながら言われた言葉。
「...あー、してェんだけど?」
「ド直球ですネ荒北さん」
「まどろっこしいのは嫌いなんだヨ」
「えーと、良いよ?」
「言ったねなまえチャン」
「言っちゃったね」
多少の覚悟はしてきてるしね。覚悟ってほどじゃない行為だとは分かってるけどさ。
うしろからわずかに聞こえた凄い小さい"大切にするからァ"に心が温かくなり、そんな単純な自分に思わず笑ってしまう。

顔を後ろに向かされて何度もキスされる。いつぞやの夜の様に口を割って舌が入ってくる。舌を絡めさせられ、歯をなぞり口内を余すとこなく舌でなぞられる。
「ん、ハァ....」
息が荒くなる私。ケロッとしている荒北が憎らしい。
もう一度キスされる。手は脇腹をなぞっていく。硬い手の感触に思わず身をよじる。
スッと手を抜かれ、ベットに運ばれ、押し倒される。荒北をこの角度で見るの初めてだ、ストレートの黒髪が顔にかかってくすぐったくて思わずクスッと笑う。
「意外と余裕だね、なまえチャン」
「そう?もういっぱいいっぱいで...」
言葉遮るようにキスしてくる荒北。今度は私も舌を絡める荒北の口に侵入する。見よう見まねで行うと荒北はビックリした様だ。やられっぱなしはしょうに合わないって言ったでしょう。繋がった口から飲みきれなかった唾液が横に流れる。さすがに恥ずかしい。
「ん、んー、あらきたぁ」
まだまだ深いキスを続けてくる。この負けず嫌いめ。
そう思っていたら首に吸い付かれる。ピリッとした痛みとともに痕がつけられる。
「ん、見えるとこに付けないでって言ってるじゃん」
「あーわりィ」
全然思ってないでしょ。カットソーをズラされて鎖骨にも同じ痛みが走る。
手は裾から侵入し、脇腹をなぞる。ブラの上から胸を揉んでくる。初めての感覚に思わず身をよじる。
「ゃ、ちょっと」
下着を上にズラされて直接揉まれる。
「ぁ、ハァ、やだ、恥ずかしいんだけど」
「そーゆーことしてんだヨ」
耳元で言われながら胸の先端を摘ままれる。
「ぁんっ、バカぁ」
そして耳を舐めんな。胸を弄る手は止まらない。荒北の手の中で形が変わる胸、荒北の綺麗な指で触って欲しい様に主張している先端を弾かれ、反応してしまう自分が嫌だ。
「ひゃ、あ、あらきた、」
「大っきく育ったねェなまえチャン」
「ん、うるさい」
カットソーを脱がされる。脱いだ瞬間荒北が赤くなった。まぁ私もだけど。
「まァたカワイイのしてんのね」
「...」
この前買った下着は薄いエメラルドグリーンな所謂ビアンキチェレステカラーだ。やっぱり着なきゃよかった。恥ずかし過ぎる。
「...似合ってんヨ」
荒北が胸元に顔を埋め、キスをしてくる。ピリッとした痛みで身をよじるその瞬間に背中に手を回されてパチンとブラのホックを外された。て、手慣れてないですか荒北さん。
ブラを取られる、見られたくなくて思わず胸を隠す。他の人の胸をジロジロ見たこともないし、私は大きさとか普通なのかな。荒北も手慣れてるけど初めてだと思うし比較対象がいないから不安なんだけど。
「手ェどけろ」
「ぅ、やだぁ」
じゃぁとばかりに覆ってないところを舐められる。身体が舐められたところから溶けていきそうだ。荒北の赤い舌が身体をなぞっていく、何このやらしい画は。ピリッとした痛みが何度も身体を走る。そんなに強く痕つけられたらしばらくは消えないだろう。
抑えていた手がつい緩んでしまった。その瞬間に手をどかされ、隠さない様に顔の横で手で押さえつけられてまじまじと胸を見られる。やだ、本当恥ずかしいんだけど。いつぞやの余裕もすっかり消えてしまった。
「...立ってるねェ、ここ舐めて良い?」
ニヤニヤ聞いてくる荒北。聞かないでよ、恥ずかし過ぎてそっぽ向く私。返答待たずに主張する胸の先端を舐めてくる。
「ん、ぁ、...ン」
揉みながら先端を先の尖らせた舌で転がしたり、吸ってくる荒北とサラサラの髪と共に頭を抱える私。
「ん、ひゃっ」
いきなり太ももを撫でられた。やわやわと撫でる冷たい硬い手が気持ちいいが少し焦れったい。
思わず足を擦り合わせてしまった。それに気づいたのか、ショートパンツの裾から手を入れられた。
薄いショーツの上からなぞられる。
「ん、あらきたぁ!」
「ぐっしょり濡れてんヨなまえチャン、そんなに気持ち良かったのォ?」
意地悪く笑いながら聞いてくる荒北。
「ン、ハァ、」
「ハッ ここヌルヌルよく滑るねェ」
もうその状況な事はとっくに気づいていたよバカ。さっきから飽きれる程に濡れていく秘部を隠していたのに。
そんな感情は、もう吐息としてしか出てこない。
ショートパンツを脱がされショーツ一枚にされたところで気付いた。私だけほぼ全裸で、荒北一枚も服を乱していない。
「...荒北も脱いでよ」
言われて気付いたのか脱ごうとするが手を止める荒北。
「脱がせてヨ」
「え」
思わず赤くなる私の顔。どうしたら良いのか分からずおずおずと荒北のTシャツを裾からまくり上げるバンザイさせるように脱がせたら、荒北の目の前は胸だったせいか胸をチュウッと吸われた。
「んぁ、ちょっと荒北!」
「なまえチャンが目の前に胸を揺らして誘ってくるからァ」
脱がす間にも身体に刺激を受けながら、荒北のベルトを慣れない手つきで外す。
「積極的だねェ」
ぅ、あんたがやれって言ったんでしょ?ジーンズを脱がしたら押し倒された。
そしてショーツをズラして長い指が入り口付近の突起を弄る。
「ん、ぁ、ハァ、やだぁあらきたぁ」
瞬間今まで感じたことない快感与えられる。無意識に腰が引けるが腰を押さえつけられて弄ってくる。
「靖友ね、なまえ」
ここでの名前呼びは卑怯だ。
「ハァ、ん。ゃん、ぁっあら、きたぁ」
どうしても恥ずかしくて荒北呼びをしてしまう。
「だァからァ!名前で呼べっていってんのォ」
言われながらさらに強く弄られる。もう本当だめやめて。意地悪すぎない?...靖友。
「っひゃぁ、ン、や、やすとも」
ご褒美とばかりキスをしてくる。
指が中に入ってくる。初めて感覚に途惑う。
「ぁ、ん...ゃだ」
何回かスライドさせられる。これから行われる行為を連想させるようで恥ずかしい。
ヌプッと言う音と共に指が増やされた。少しキツく圧迫感がある、中を擦られて新しい快感に思わず声がでる。
「ンッ、や、やすともぉ、ゃだぁっ」
指をぬかれて指を抜いて目の前に見せ付けられるように指を突き出される。荒北の綺麗な指がテラテラと濡れている。指を開くと糸をひいた。そうさせたのが私かと思うと身体の中心が熱くなる。何を思ったか荒北は赤い舌で指を舐めた。とてつもなくやらしい画な感じがする。
「...きたないよ?」
「エロイ味する」
「バカじゃないの?」
「あ?」
もう一度指を突っ込まれた。バラバラに動かされる。
「ん、ゃっ、 ... あっ、やぁ!」
中のあるとこを擦った瞬間激しく反応してしまった。それに気付いたのか入口の突起も弄りながら、先ほど激しく反応してしまったところを重点的に弄ってくる靖友。とけていくような感覚に焦る。変になりそうで怖い。
「やだ、やすとも、あっ、もぅ変に、ンッ」
「いいからいけヨ、すげェカワイイからァ」
ヌルい水音が部屋に響き、少し激しく指を動かされる。気持ち良いけど、本当変になりそうだ、やめてほしい。
「ばかぁっ、ゃぁっ!んっ、あっ!」
快感が突き抜ける。いきなり身体が痙攣するかのようにピクピク震えて、ぐったりする私。ぇ、なんだったの?
「本当なまえエロ過ぎ、わりィけど入れるわ、我慢出来ねェ」
下着を脱いでゴムを装着する靖友。え、こんなにおっきくなるの?すこし不安になる。
「...無理、入んないよ...」
「いいからなまえ足開けヨ」
おずおずと足開いて自身でも見たこのない秘部を晒す。それだけで恥ずかしい。秘部に欲望の混ざった熱い視線を感じる。ぇ、なんでそんなに見てくるの?身体の中心が熱くなったと思いきや、入り口がヒクつき愛液がにじみ出る感覚に思わず声をあげる。
「んっ」
「ヒクついてんねェ、見られるだけで感じるとかどんだけエロいんだヨ、てめェは」
思わずそっぽ向く。未だヒクつく入り口にゆっくり指が入ってきた。思わず入れた指をキュウっと締め付けてしまう。
「おー、飲み込まれてくなァ、美味しいのかァ?」
「ん、っ、ぁっばかぁ」
指を抜き足をさらに開かせられ靖友の身体が入ってくる。
「さすが柔らかいねェ元新体操部」
「ぅ、うるさいぃ」
こんなに足を開かないのか。キスをして靖友が入り口にあてがい、押し進めてくる。今までない圧迫感と多少の痛みが襲ってくる。
「あっ、ゃぁ、ぃた」
「なまえ締めんなボケ」
「んっ、だって、ぁっ」
押し入れてきながら入り口の上の突起を撫でられる。
「ぁ、んんっ、やす、ともっ」
その快感に身を任せる。その瞬間に奥まで押し入ってきた靖友。
「ぁっ、ハァハァ、ゃ、靖友気持ちいぃ?」
「...あぁ」
気持ち良いなら良かった。そんな私をキスしてくれた。
と思ったらゆっくりスライドし始めた。
「あ、はぁ、んっっ、やす、とも」
擦られる内壁が圧迫感と共に少し痛いが気持ち良い。
「ぁっ、ダメぇ、もぅゃ」
気持ち良くて締め付けてしまう。
「っつ...締めつけんななまえ、いっちまうだろォ...くっ...」
靖友から流れる汗が私に垂れる。歪む顔が色っぽい。思わずキスをせがんだらしてくれる優しい靖友だ。
「本当ずりィななまえ」
これがズルイならズルくて結構だよ。さらに壊れそうな勢いで何度もスライドして奥を突いてくる靖友に
思わず肩に爪を立ててしまった。そんなに激しいの無理、声をあげる。
「ん、ハァっ、やすとも、も、だめっ、ゃ」
「...くっ、...出るっ...」
ヒクつく私の身体と奥まで突いた時ゴム越しに熱い欲望。私に覆いかぶさる様にもたれかかる荒北の頭を撫でる。
「なまえ愛してんヨ」
「私もだよ」


き、気持ち良かった。そんなに痛くなかったし、こーゆーもんなのミサキ!?
ぼーっと後処理する荒北を見ながら考える。この後のことは、ぼーっと考えていたそのせいだ。
「なまえ、おかわりいるゥ?」
ニヤニヤしながらアホなことを聞いてくる荒北。"バカじゃないの?"と言おうとしたが思わず
「...おかわり」
と言ってしまった。おかわりを頂いたのは当然かもしれない。




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