強制的な選択
「…っぷ、は…!はぁ、はぁ……」
「色気ねェ声だな」
「だ、だって……!息、保たな…っは、はぁ…」
ローの激しすぎる口付けにラビは酸素を上手く取り込むことが出来なかったため、必死に酸素を吸い込んだ。
「…っ死んじゃうかと、思っ…」
「そう易々と死なせるかよ」
「…わわっ…!」
ぐいっと強引に顎を持ち上げられ、またもローの目付きの悪い瞳と目を合わせられた。
「…少しの猶予をやる」
「へ……」
「その間に決めろ」
「な、何を……?」
「俺のモノになるか、他の野郎のモノになるかだ」
……はっ!?…何言ってるのこの人は…!
「そんなの、すぐに決めれるわけないじゃない!だってローは私の幼なじみで……っ」
「ラビに拒否権はねェ」
「……いつもローは勝手すぎるよ」
「俺からしたらお前の方が勝手だがな」
ローの言葉にきょとんと首を傾げるラビ。いつ私が勝手なことをしたと言うのだろうか。少なくとも、ローよりはマシだと思うんだけど。
「俺の命令聞かず好き勝手はするは、面倒ごと引き付けて来るは…」
「…ジッとしてられない性分なんだもん」
「いい加減少しは懲りろ」
「…うぅ…っ」
…予想以上に、私は結構勝手な人間だったみたい…。ちょっとショックなんだけど…!
「いいから選べ。…俺を選んだら、一生大切にしてやる」
「…ロー……!」
「だが、他の野郎を選んだら別だ」
「え?」
「その判断が間違っていたと後悔させてやる」
「……な、何する気なの…?」
「さぁな」
ニッ…と口元に笑みを浮かばせるローに、ラビはその笑みが恐ろしく感じたのだった。
強制的な選択
(…もう選ぶの二つに一つな気が…!)
(んなこと知るかよ)
(〜っ…やっぱローは勝手だぁぁ…!)