情報収集は大事です
「…う〜怖い怖いっ…!」
「ラビ、何見てるの?」
「ベポ!んとね、今日の新聞とー手配書」
「…あ、キャプテン…」
「この写真のローってば、ほんと怖いよね…何企んでるのかわかんないっていうか…」
ラビの言葉にベポはうんうん、と頷く。
「2億ベリーとか、高いな〜…私なんか、賞金首どころかハートの海賊団の一員ですら見られてないっていうのに…」
「けどキャプテンより賞金首が高いのもいるよ」
「え…?…っ!!わ、何この人!めちゃめちゃ極悪人みたいな顔してる!!」
「キャプテン・キッド…3億1500万ベリーか……」
「怖いよっ!この人!」
キャプテン・キッドの手配書にラビは思わず身震いがした。目付きが鋭く、余裕そうに笑っている姿はもう悪魔のようだ。
「て言うか、ラビが新聞とか手配書とか見るのってなんか意外だね」
「…ん〜…そうかな?私弱いから、いざと言うときのために情報は入れとかないといけないの」
「なるほどね」
…けど、どんどん跳ね上がっていくルーキーたちの賞金首には恐怖ばかりが膨れ上がっていく気がする。私ももう少し、強かったらな…。
「とりあえず今は、次の島でこの人達みたいな強い人に会わないことを祈るしかないよ…!」
「大丈夫だって」
「そう断言出来ないよ」
「だってラビにはキャプテンがいるじゃん」
「…っ!」
「絶対ラビのこと守ってくれるでしょ」
…な、なんか…それって…
「こ、恋人同士…みたい…」
「みたい、じゃなくてそうなの。ラビももうちょいそういうことに敏感だとよかったのに…」
「…あはははは」
ベポの言葉は自分でもそう思えた。……ちょっと勉強しよう、私。
「さーて、一踊りしようかなっ!ベポも一緒に踊ろ!」
「アイ?」
「早く早く〜」
「わ、待ってよ…ラビ!?」
情報収集は大事です
(違うよベポ!今のリズムはこう…!)
(難しいよ、そんなの)
(…何やってるんだ、あいつら)