刺激は強めで

「…おい」


「…………」


「起きろ」


「……んー……」





ローの言葉に返事をするラビではあるが、全く起きる気配を見せない。





「人の部屋で勝手に寝てんじゃねーよ」


「…だって…ローの部屋…あったかい…から……ベッドも、気持ちいいし……」


「退け、俺ももう寝る」


「…んー……」





もぞもぞ…ベッドの上を動くラビ。ローに背を向け、またも寝る体制に入った。





「…てめー、いい度胸じゃねーか」





ラビの態度にカチン、と来たロー。次の瞬間だった。






「ふっ…!?」


「退かねぇなら、退かせるまでだ」


「…っん、んん!?」





彼女の上に跨り、口を手のひらで覆うロー。ジタバタと抵抗するラビだが、女の力で男に敵うはずもなく無意味と化する。





「どうする?ここを退くか…このまま俺に好きにされるか……選べよ」


「んぱっ…!ど、退く…っ退きますぅ…!!」





口に覆われていた手のひらを外された途端、半泣き状態でベッドから跳ね起きたラビ。そしてそのまま部屋を飛び出して行った。





「ガキだな」




飛び出して行ったラビの姿をクク…と鼻で笑いながらローは、彼女の香りが残る自分のベッドへと横になったのだった。




刺激は強めで




(う、うぅ…心臓に悪いよ……馬鹿ローのせいだ……)