Let's start the lesson!

私には自慢のパパがいる。

パパはイタリアで1番のマフィアのボス。

普段はダメダメなパパだけど、お仕事をしている時は最高にかっこいい。


勿論、ママだって自慢。

優しくて可愛いママは皆の中心にいて。

そんなママが私は大好きだ。



でも私の1番は――――――――



























「リボーン!居ないのー?」




住み慣れてるからいいけど、ここのお屋敷って本当に広すぎると思うの。

パパに言ってみたら苦笑いされたけど。




「午後から授業やるって言ったの自分なのにー。」




本当リボーンって勝手よね!

そんなこと本人に向かって言ったら、奴の銃が火を噴くけどね。私に向かって。

直接言わなくても本人が目の前に居たら、読心術か読唇術でも使ってバレちゃうんだろうけど。




「どーしようかなあ。・・・・ん?」




窓、空いてる。

ここのお屋敷には私のパパであるドン・ボンゴレをはじめ守護者や、ボンゴレの重要人物や機密があるから窓一つでも細かいのに。

特に獄寺さんなんて窓を開けたままにした人物をつきとめるまで凄い目付きでお屋敷を歩き回っているのに。




「見つけたのが私でよかったけど、」




大変なことにならなくてよかったよ・・・・。




「・・・・って、リボーンじゃん!」




相変わらず器用!

枝の間で寝てる人なんて見たことないよ。

しかも身体しっかりした大人じゃん。

・・・なんかずるい。
だって体重軽いって主張されてるみたいで。




「よっ!」




寝てるリボーンなんて滅多に見れないんだから、見に行ったって平気だよね。

あ、意外とこの木って丈夫なんだ。
私が渡っていっても平気なんて凄い!




「寝てれば、かっこいいのになぁ」




近くで見ると顔立ちが整っているのがよくわかる。

昔は赤ん坊の姿だったけど(中学生の頃のパパやママと写ってる写真があったから見たの)。

今の二十歳ぐらいの姿からはそんなの全然予想できない。




「 Mi piace,Reborn なーんてね、」




本当に寝てるみたい。

パパはリボーンは気配に敏感だから人前じゃ滅多に寝ないって言ったのに。

あ、睫毛長ーい!




「Come per me、名前」

「え!?」

「騒がしいんだよ、お前。」




ぱちりと開けたリボーンの目に私が写ってる。

寝たふりなんて思わなかった!




「で。寝てれば・・・・なんだって?」

「ひ、ひひゃい・・・・れす。(い、痛い・・・・です。)」




良い笑顔だねリボーン!

私の頬は痛いけどね!




「んじゃ、戻って授業するか。」

「へ、ひふぁひゃら?(え、今から?)」




今から授業とかリボーン自分勝手すぎる!




「ちなみにお前の不満なんざ顔見ればわかるぞ、名前。」

「う!」

「嫌って言っても止めないからな?」

「・・・・」




なんか響きがエロいよリボーン!

頬を撫でる手も、その視線も!







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希空様のリクエストでした!


リボーンのお話を書いたのは初めてなので少しドキドキしてます。←

甘いお話ということでしたがなんだか控えめな気も←

こちらも書いてて非常に楽しかったです!



これからも愛を求めるマリオネットをよろしくお願いします。

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