El Dorado.
「よーーし...えーみんな色んな報告ご苦労!!それぞれの情報で色んな事がわかってきたな......」
一度船に戻ると湖畔でキャンプをすることが決まった麦わらの一味。共に船を降りたカズハはたき火で焼かれている珍妙な魚に目を見開きながらもウソップの話に耳を傾けた。
「この島は何と猿山連合軍が探し求めていた"黄金郷"だったのだ!!」
「マジでーーーーっ!!?」
「さっき言ったでしょ!!」
「"黄金郷"?」
「ああカズハは知らないわよね。」
いまいちウソップ達の話についていけないカズハの為にナミはこれまでを話した。
「400年前に存在した黄金都市...それがこの島にあるんですか!?」
「そうよ。」
「すごい...!!」
「よし!!そんなカズハにこのキャプテン・ウソップ様の冒険譚を...「そういやァお前どっから来たんだ?」
目を輝かせるカズハを見て調子に乗ったウソップはいつものホラ話をしようとしたがルフィに邪魔され出鼻を挫かれた。ルフィてめェ!!と怒るウソップを華麗にスルーするのはもはやお馴染みの光景だ。
ルフィの問いに眉を下げて覚えてなんいですと答えるカズハはロキ達はつまらなさそうに見ていたのを知らない。
◆ ◇ ◆
「あなた達も混じったら?」
たき火を囲んで楽しそうに話すカズハ達。それをじっと見ていたロキ達はロビンの呼び掛けを無視した。
「あら。」
フフッと面白そうに笑うロビン。二匹ともさっきからずっとあんな感じだ。
ロビンが彼らと出会ったのはほんの数時間前。知り合ったばかりだと話で聞いたくらいにしか彼らの関係を知らないが、人間嫌いだと言う割に二匹は少女のことが気になって仕方ないようだ。
ロビンは少女を見つめた。肩甲骨に届くぐらいの長さの髪を後ろで一つにまとめている。肌はきめ細かく手荒れのない綺麗な手を見れば育ちの良さが伺えた。
不思議な子。それがカズハと話して感じたことだった。カズハと悪魔の実について話したとき。挨拶も兼ねて自身の能力で彼女の体に手を咲かせると驚くもよろしくお願いします。と咲かせていた手と握手したぐらいだ。
悪魔の実についてさっき知ったばかりだと言っていたので彼女の順応性は高いようだ。
そんな彼女は記憶がないらしく、気がついたらいて、どうしてこんな所にいるのか分からないと言っていた。記憶喪失なら多少なりとも混乱しなかったのかとルフィ達との会話を聞いていたサンジが聞けば彼女はあっけらかんと、
「何も覚えてなくても生きてれば何か思い出すと思って...自分の事はわかるのでま、いっかって......」
その言葉にナミは頭を抱えた。
もし人のいない無人島だったらどうするつもりだったのかと聞けば、何とか生き延びてみせますと検討違いなことを答えた。そうじゃないと教えたかったが少女がすぐに人に会えると思わなかったから人に会えて良かったと言ったら呆れたのか何も言わなかった。
「そうだ。目が覚めた場所に工具が落ちてたんです。あの船のお役にたてるはずなので取って来ますね。」
他にも果物が落ちてました。カズハはそう言うと立ち上がって円から外れた。
「ほー、そりゃあいい。数があった方が何かと便利だしな。俺も手伝うよ。どのくらいあったんだ?」
「えっと...確か鋸とハンマー...あと釘やネジ等がこれくらいの木箱5箱分ぐらい...」
「よしそうか。任せたゾロ。」
手伝うと意気込んだウソップはカズハがこれくらいと示したサイズのデカさに全部ゾロに投げた。ゾロはなんで俺がと文句を言うが刀を持つとさっさと行くぞとカズハを急かす。
「俺もなんか食料探してくる!!」
「そうだな。おいゾロ。カズハちゃんを手伝うついでに肉も取ってこい!!」
二人を見たチョッパーも行くと志願した。夕食の準備をしていたサンジがちょうど良いとゾロに頼むとわかったよと面倒くさそうな答えが返ってくる。
そんなゾロを見てロビンはあら珍しいと目を見開いた。二人の仲の悪さを知っているからこそゾロが素直に返事をするとは思っていなかったのだ。
サンジもそれに驚いたようだったが何も言わずに調理に戻った。
(あの子疑われているのね。)
記憶喪失なのか疑わしいではあるが彼女は顔に表情が出るタイプの人間だ。ロビンには彼女が嘘をついてるとは思えない。念のためなのだろうが一味で一番警戒心の強いゾロのことだ。きっとウソップやサンジに頼まれなくても自分から率先して行くつもりだったのだろう。
「ロキとルークも一緒に行こ。場所あんまり覚えてないから案内して欲しいな。」
「!!...行く。」
自分が疑われてるとは露知らず。カズハは二匹に呼びかけた。ロキは声がかけられると顔を輝かせたが、すぐに仕方ないなとでもいうような顔で答える。彼の心情は尻尾が雄弁に物語っていた。
一度船に戻ると湖畔でキャンプをすることが決まった麦わらの一味。共に船を降りたカズハはたき火で焼かれている珍妙な魚に目を見開きながらもウソップの話に耳を傾けた。
「この島は何と猿山連合軍が探し求めていた"黄金郷"だったのだ!!」
「マジでーーーーっ!!?」
「さっき言ったでしょ!!」
「"黄金郷"?」
「ああカズハは知らないわよね。」
いまいちウソップ達の話についていけないカズハの為にナミはこれまでを話した。
「400年前に存在した黄金都市...それがこの島にあるんですか!?」
「そうよ。」
「すごい...!!」
「よし!!そんなカズハにこのキャプテン・ウソップ様の冒険譚を...「そういやァお前どっから来たんだ?」
目を輝かせるカズハを見て調子に乗ったウソップはいつものホラ話をしようとしたがルフィに邪魔され出鼻を挫かれた。ルフィてめェ!!と怒るウソップを華麗にスルーするのはもはやお馴染みの光景だ。
ルフィの問いに眉を下げて覚えてなんいですと答えるカズハはロキ達はつまらなさそうに見ていたのを知らない。
「あなた達も混じったら?」
たき火を囲んで楽しそうに話すカズハ達。それをじっと見ていたロキ達はロビンの呼び掛けを無視した。
「あら。」
フフッと面白そうに笑うロビン。二匹ともさっきからずっとあんな感じだ。
ロビンが彼らと出会ったのはほんの数時間前。知り合ったばかりだと話で聞いたくらいにしか彼らの関係を知らないが、人間嫌いだと言う割に二匹は少女のことが気になって仕方ないようだ。
ロビンは少女を見つめた。肩甲骨に届くぐらいの長さの髪を後ろで一つにまとめている。肌はきめ細かく手荒れのない綺麗な手を見れば育ちの良さが伺えた。
不思議な子。それがカズハと話して感じたことだった。カズハと悪魔の実について話したとき。挨拶も兼ねて自身の能力で彼女の体に手を咲かせると驚くもよろしくお願いします。と咲かせていた手と握手したぐらいだ。
悪魔の実についてさっき知ったばかりだと言っていたので彼女の順応性は高いようだ。
そんな彼女は記憶がないらしく、気がついたらいて、どうしてこんな所にいるのか分からないと言っていた。記憶喪失なら多少なりとも混乱しなかったのかとルフィ達との会話を聞いていたサンジが聞けば彼女はあっけらかんと、
「何も覚えてなくても生きてれば何か思い出すと思って...自分の事はわかるのでま、いっかって......」
その言葉にナミは頭を抱えた。
もし人のいない無人島だったらどうするつもりだったのかと聞けば、何とか生き延びてみせますと検討違いなことを答えた。そうじゃないと教えたかったが少女がすぐに人に会えると思わなかったから人に会えて良かったと言ったら呆れたのか何も言わなかった。
「そうだ。目が覚めた場所に工具が落ちてたんです。あの船のお役にたてるはずなので取って来ますね。」
他にも果物が落ちてました。カズハはそう言うと立ち上がって円から外れた。
「ほー、そりゃあいい。数があった方が何かと便利だしな。俺も手伝うよ。どのくらいあったんだ?」
「えっと...確か鋸とハンマー...あと釘やネジ等がこれくらいの木箱5箱分ぐらい...」
「よしそうか。任せたゾロ。」
手伝うと意気込んだウソップはカズハがこれくらいと示したサイズのデカさに全部ゾロに投げた。ゾロはなんで俺がと文句を言うが刀を持つとさっさと行くぞとカズハを急かす。
「俺もなんか食料探してくる!!」
「そうだな。おいゾロ。カズハちゃんを手伝うついでに肉も取ってこい!!」
二人を見たチョッパーも行くと志願した。夕食の準備をしていたサンジがちょうど良いとゾロに頼むとわかったよと面倒くさそうな答えが返ってくる。
そんなゾロを見てロビンはあら珍しいと目を見開いた。二人の仲の悪さを知っているからこそゾロが素直に返事をするとは思っていなかったのだ。
サンジもそれに驚いたようだったが何も言わずに調理に戻った。
(あの子疑われているのね。)
記憶喪失なのか疑わしいではあるが彼女は顔に表情が出るタイプの人間だ。ロビンには彼女が嘘をついてるとは思えない。念のためなのだろうが一味で一番警戒心の強いゾロのことだ。きっとウソップやサンジに頼まれなくても自分から率先して行くつもりだったのだろう。
「ロキとルークも一緒に行こ。場所あんまり覚えてないから案内して欲しいな。」
「!!...行く。」
自分が疑われてるとは露知らず。カズハは二匹に呼びかけた。ロキは声がかけられると顔を輝かせたが、すぐに仕方ないなとでもいうような顔で答える。彼の心情は尻尾が雄弁に物語っていた。